2023.01.08

福岡U15が横浜BC U15との激闘を制し優勝…勝又絆が25得点13リバウンドのダブルダブル/Jr.ウインターカップ2022−23

決勝の舞台で25得点13リバウンドを挙げた勝又(中央)[写真]=バスケットボールキング
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 1月8日、「Jr.ウインターカップ2022-23 2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会」の男子決勝が開催。横浜ビー・コルセアーズU15とライジングゼファー福岡U15が王座を争った。

 第1クォーターはシュートが決まらず、相手にリードを許した福岡U15。第2クォーターを9-15で始めると、勝又絆が“3点プレー”やブロックなどで存在感を発揮し、残り2分を切ったところで同点に追いつく。最後は進藤孝虎がオフェンスリバウンドから2点を追加し、23-20と3点リードで前半を終えた。

 第3クォーターでは一進一退の攻防を繰り広げた両チーム。福岡U15は勝又の個人技や崎濱秀寿のアシストで試合を運び、横浜BC U15に並走する。終わり際に進藤が放った長距離砲はリングに嫌われたが、34-36と2点ビハインドで勝負は第4クォーターに持ち越される。

 迎えた第4クォーター、リードチェンジが繰り返される激闘となったが、残り1分39秒に崎濱がスティールから2点を奪って一歩抜け出し、横浜BC U15はたまらずタイムアウト。残り20秒にオフェンスリバウンドでボールをつなげた福岡U15は勝又にボールを託すと、土壇場で3ポイントシュートを決める。そのまま点差を守り切り、最終スコア51-46で福岡U15が優勝を果たした。

 頂点に輝いた福岡U15は、勝又が25得点13リバウンドのダブルダブルを記録。11得点8リバウンドの進藤、8得点3アシスト2スティールの崎濱らの活躍も光り、見事接戦をものにした。

 一方、横浜BC U15は高島舜弥が11得点7リバウンド、佐藤凪が11得点5リバウンドをマーク。第1クォーターでは好調な出だしを切ったが、惜しくも優勝は逃す形となった。

■試合結果
横浜ビー・コルセアーズU15 46-51 ライジングゼファー福岡U15
横浜BC U15|15|5|16|10|=46
福岡U15|9|14|11|17|=51