2023.01.08

大阪薫英女学院をけん引したキャプテンの舛本碧珠…「いつでもチームを明るくできるように」

大阪薫英女学院のキャプテンを務めた舛本碧珠[写真]=バスケットボールキング
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 1月8日、「Jr.ウインターカップ2022-23 2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会」の女子決勝が開催。大阪薫英女学院中学校は京都精華CLUBと激突し、最終スコア61-44で見事今大会の頂点に輝いた。

 準決勝の四日市メリノール学院中学校戦では第4クォーターで24-15と圧倒し、決勝に向け弾みのつく逆転勝利を挙げた大阪薫英女学院。京都精華CLUBとの頂上決戦で10得点2リバウンド2アシストを挙げた舛本碧珠(3年)が、試合後のメディア対応で今大会を振り返った。

舛本は10得点2リバウンド2アシストと要所で活躍[写真]=バスケットボールキング

「留学生がいる大きいチームなので、1人で守るのではなく、自分たち全員で守ろうという形でやってきました」と、京都精華CLUBの対策について触れた舛本。また、「シュート練習はいっぱいしてきているので、みんな自信を持って打てていたと思います」とも語り、チーム全体で好調だったスコアリングの要因を分析した。

 昨年夏の「第52回 全国中学校 バスケットボール大会(以下、全中)」では3位入賞と、あと一歩優勝に届かなかった大阪薫英女学院。全国大会で悲願の初優勝を飾るべく、舛本は「自分からコミュニケーションを取って、いつでもチームを明るくできるようにしました」と、連携力を高めるための雰囲気作りに注力したという。

「(全中では)プレーが個人個人になってしまって、チームとして機能できていなかったと思います。個人としても、チーム全体としても、その姿勢を変えていきました」

 目標とする選手には、永野真光(関西学院大学/3年)を挙げた舛本。「自分が出てない時間も、周りに声をかけたりコミュニケーションを取ったりしていて、そういう姿勢を見習いたいです」と笑みをこぼしつつ、チームをつなぐ選手としての素質を高めていきたいと話した。