2017.07.12
6月7日に長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)で行われた第5回東アジアバスケットボール選手権大会3位決定戦で、男子日本代表チームが中国代表と対戦。6日の準決勝でチャイニーズ・タイペイに序盤からリードを許した日本だが、この試合では出だしから主導権を握り、76-58で勝利を飾った。
先発出場した比江島慎が試合後、「敗戦から気持ちをしっかり切り替え、全員が決勝に臨む気持ちで、モチベーションを高く持って試合に入ることができました」と語ったように、チーム全員が積極的にプレーした。また、「相手にやらせてはいけないプレーをさせず、しっかりリバウンドを全員で取ることもでき、そこから良い攻撃も出すこともできました」と述べ、第1クォーターを9失点に抑えたチームディフェンスを評価した。
もっとも、この試合はルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ体制での最終戦。比江島は「昨日の修正点をしっかりと修正できるところも、ルカコーチに見せることができたと思います」と指揮官について言及した。
予選、決勝トーナメントの計4試合をとおして、チーム最多となる1試合平均13.8得点を記録した日本のエースは、最後に「これまでルカコーチから教わった、今後の日本が向上して行くためのバスケットボールを、今日はしっかり表現できた」と総括した。
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