2021.07.10
「出だしからいいスタートを切れ、ディフェンスをハードにできる時間帯が一試合を通して長かったことで、相手を60点以下に抑えることができました。(オフェンスでは)ピック&ロールから始まり、そこからのキックアウトやダイブ、サイドの選手に合わせたりとシンプルな攻めができたのかなと思います」
「日本生命カップ 2021 バスケットボール男子日本代表国際強化試合 2021(沖縄大会)」、ハンガリー代表との初戦を振り返ったのは金丸晃輔(島根スサノオマジック)。この試合では3ポイントシュート3本を含めた9得点を挙げた。
試合後、金丸は今後の課題を聞かれて「個人的なことになると、まず最初に来るのはディフェンス。ディフェンスをやらないとプレータイムはもらえないと思うので、そこを第一に考えています」とコメント。さらにオフェンスに関しては、「3ポイントシュートを積極的に狙っていくことと、世界相手だと2メートル以上の選手が(ディフェンスに)付く可能性が高いので、そういった選手がシュートチェックに来た時にいつも通り自分のシュートを打てるようにしないといけないと思います」とも語った。
シューターとして外角シュートが期待される金丸だが、今回の国際強化試合から合流した渡邊雄太(トロント・ラプターズ)とともに戦ってみて、「ドライブからのキックアウトでシューターが生きてくると思うので、やっていてその辺はすごく助かるなと、僕がノーマークで打てる回数が増えるなと思いました」と感想を語った。
激しい競争を勝ち抜き、12名の東京2020オリンピック出場メンバーが決まった状態で臨んでいる今回の試合、「気が引き締まる思い、やらないといけないという思いがあります。メンバーが発表されてから本当にいろんな思いがあるのですが、いつも通りプレーするためにそこまで重く受け止めないようにしています」と金丸は語気を強める。
「オリンピックまでの時間、そう長くはない中でどれだけ仕上げていくか。そういったところでの自覚は(最終メンバーに)選ばれる前より強くなりました」という金丸。日本が誇るシューターは、来る夏の祭典に向けて準備に抜かりない。
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