2021.07.08
7月7日、「日本生命カップ 2021 バスケットボール男子日本代表国際強化試合 2021(沖縄大会)」が沖縄アリーナで開催され、日本はハンガリー代表と対戦した。
出場メンバーは東京オリンピック男子日本代表に内定した12選手から八村塁(ワシントン・ウィザーズ)と馬場雄大(メルボルン・ユナイテッド)を除いた10名。海外組からは渡邊雄太(トロント・ラプターズ)がチームに合流し、2019年のワールドカップ以来となる国際試合に臨んだ。
日本は田中大貴(アルバルク東京)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、渡邊、シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)、ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)の5人がスタメンに名を連ねた。
第1クォーター、立ち上がりに渡邊が3ポイントシュートを決め先制点を奪うと、田中がスティールからの得点、比江島がリバースレイアップと続き、日本が試合の流れをつかむ。その後も渡邊は積極的なオフェンスを見せ、素早い攻めからボスハンドダンクを決めると、直後に2本目の長距離砲を沈め、リードを10点に。最後は比江島の外角シュートでさらに突き放し、21-7とリードして最初の10分間を終えた。
続く第2クォーター、日本は約3分間に渡り無得点となるが、ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)が3ポイントシュートを決め、このクォーター最初の得点を奪う。その後、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が連続で長距離砲を沈めると、渡邊のフリースローでリードを20点に広げる。さらにダブルチームを受けた渡邊からのアシストで、金丸晃輔(島根スサノオマジック)も3ポイントをヒット。終盤に点差を詰められるも、36-23と日本がリードして試合を折り返す。
13点リードで迎えた第3クォーター、序盤に渡邊が3ポイントシュートを沈めるが、中盤はハンガリーに点差を詰められる展開に。残り6分33秒には10点差まで詰められるが、渡邊が厳しいチェックを受けながらタフショットを沈めると、金丸が2本の3ポイントシュートで続き、再び突き放すことに成功。終盤はベンドラメの速攻レイアップやシェーファーのフリースローで追加点を奪い、60-41で最終クォーターへ。
第4クォーターは立ち上がりに張本がこの試合3本目の長距離砲を沈めると、中盤には富樫勇樹(千葉ジェッツ)の鋭いドライブに合わせた渡邊が、豪快なダンクを決める。その後、渡邊がプルアップからの3ポイントを沈めると、ベンドラメのスティールから田中が得点し、この試合最大の23点リードを奪う。そのままハンガリーに付け入る隙を与えなかった日本は、79-58と21点差の快勝となった。
日本は渡邊が21分36秒の出場で4本の3ポイントシュートを含む25得点7リバウンド4アシスト2スティール1ブロックと存在感を発揮。さらに3本の外角シュートを沈めた張本と金丸に加え、比江島と田中の計4選手が9得点、ベンドラメが7得点3アシスト3スティール、エドワーズが6得点10リバウンド4アシスト、シェーファーが5得点7リバウンドをマークした。日本は9日に同会場でベルギー代表との試合に臨む。
■試合結果
日本 79-58 ハンガリー
日 本|21|15|24|19|=79
ハンガリー|7|16|18|17|=58
2021.07.08
2021.07.08
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2021.07.07
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