2022.07.02
7月1日にオーストラリアのジョン・ケイン・アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window3が行われ、男子日本代表(FIBAランキング38位)が、国内リーグのNBL勢を中心に形成されたオーストラリア代表(同3位)と対戦した。
4試合を終えて1勝3敗の日本は、テーブス海(滋賀レイクスターズ)と吉井裕鷹(アルバルク東京)の初選出2名に加え、西田優大(シーホース三河)、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)がスターティングファイブに名を連ねた。
日本は0-3で迎えた第1クォーター開始1分38秒から張本、西田が連続得点を挙げると、同3分3秒に吉井が3ポイントシュートで日本代表初得点をマークした。得点が止まった時間帯に失点を重ねたものの、初選出の富永啓生(ネブラスカ大学)が2連続で3ポイントを沈めるなど反撃。しかし、残り1分を切って連続でシュートを決められ、13-22で最初の10分間を終えた。
序盤から0-9のランを許した第2クォーターは、開始5分3秒にエヴァンスのレイアップでようやく加点。その後も3ポイントを含めシュートが決まらず、徐々に点差を広げられ、17-47と30点差をつけられてハーフタイムを迎えた。
第3クォーターは富永が奮闘し、開始2分21秒に西田の3ポイント、残り4分38秒にスティールからエヴァンスのレイアップをお膳立てすると、3本目の3ポイントなどをマーク。それでも、27-68とさらに点差を広げられた。
最後の10分間もシュートがリングに嫌われたが、終盤に入ると、富永が藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)のアシストから2本の3ポイントを立て続けに成功。佐藤卓磨(千葉ジェッツ)、藤井も長距離砲を射抜いた。
試合は52-98と46点差で大敗。富永が日本代表デビュー戦で5本の3ポイントを含む18得点を記録した。チーム全体で3ポイント成功は37本中10本、2ポイント成功も26本中7本。リバウンド数ではオーストラリアの47本に対し、32本と15本差をつけられた。
なお、日本は開催国枠として本戦の出場権を獲得している。
■試合結果
日本 52-98 オーストラリア
JPN|13|4|10|25|=52
AUS|22|25|21|30|=98
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