2023.08.31

「ファンとブースターの違いは…」島田チェアマンがBリーグを様々な視点から考える

『島田のマイク』第148回が公開
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 8月31日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第148回が配信され、しばしば話題に上がる「『ファン』と『ブースター』の違い」について語った。

 冒頭には、島田チェアマンが「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」日本代表の1次ラウンドの戦いを振り返ることに。「何がすごいって、ネバーギブアップですよね」と日本代表を評価する島田チェアマンは、特に劇的逆転勝利を収めたフィンランド戦について「あの勝利は瞬間風速的なものではなく、ずっと蓄積してきたものが出た」とコメント。日の丸を背負った男たちの底力を目の当たりにしたようだ。

 また、敗れたドイツ戦、オーストラリア戦にも島田チェアマンは言及。「あれだけ強豪国に何度でもカムバックしていく。ゴールを決められてもヘッドダウンせず繰り返し何度も、最後までやっていた」と、逆境を前にしても諦めない心の神髄を見ていた。

 順位決定ラウンドでのパリオリンピック出場権獲得へ向けて、まだまだ負けられない戦いは続くが、「これから日本が強くなっていく未来に向けて、大きな一歩を踏み出せた大会だった」と話す島田チェアマン。だからこそ「Bリーグがアジアの扉をこじ開けていくことがスタンダードにならなければいけない」と、今後のBリーグの発展も至上命題であることを強調した。

 そうした流れを受け、番組中盤にはリスナーからのお便りを紹介しつつ、先日発表された「B.革新」について説明。「Bプレミア」と「Bワン」の関係性について、「下部組織のようなものではなく独立してあるもので、プレミアのクラブと上下関係にあるものではない」と説明。「Bワンが盛り上がらなければ、Bプレミアに上がる素地ができないので、独立独歩盛り上げていきたい」と話した。

 また、リスナーからの質問にも回答。「ファン」と「ブースター」の違いを問われ、島田チェアマン自身の意見として「この課題はどこかで解消したい」とコメント。「ブースター」は、旧bjリーグ時代に“特定チームを応援する人”の意味で用いられた呼称だが、島田チェアマンは「Bリーグにおける『ファン』と『ブースター』は横列、一緒です」と断言した。

 しかし、現在もクラブ単位で見てみると「bjリーグのクラブとしてスタートしたところは『ブースター』、NBLルーツのクラブは『ファン』と呼んでいることが多い」のが現状だという。「リーグを運営する側としては揃ってないとやりにくいんです」と本音をこぼし、「サッカーの『サポーター』みたいに揃えたいので、どこかでこれは着手します」と今後の取り組みについて話した。

 番組の最後には、ワールドカップの日本対ドイツ戦の空席問題にも言及。メディアにも大きく取り上げられたこの問題について、島田チェアマンは「東京オリンピックで勝てなかった理由の一つとして、せっかく東京でやったのにホームコートアドバンテージを作れなかったんですよ」と当時を振り返った。

 空席問題の直後、自身のnoteで事実関係を整理して発表した島田チェアマン。その原動力には「日頃からバスケ界を支えて代表強化に貢献してきた国内のパートナーが、とばっちりで風評被害を受けることがあってはならない」という強い思いがあることも明かした。

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