2024.07.27

レイカーズが優勝した“バブル開催”の2020年プレーオフ…舞台裏がドキュメンタリー化へ

2020年にリーグを制したレイカーズ[写真]=Getty Images
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 7月25日(現地時間24日、日付は以下同)。『ディズニー』に関する情報量に秀でたスコット・ガスティン記者が、『ディズニー』と『ESPN』がドキュメンタリーを制作していると報じた。

 そのドキュメンタリーのテーマは、2020年にフロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで“リーグによって隔離された施設”、通称バブルで行われたNBAのプレーオフとファイナルの舞台裏だという。

 NBAは新型コロナウイルスの感染拡大によって、2020年3月12日を最後に前代未聞のレギュラーシーズン中断。そこから同年7月末から30チームのうちプレーオフ出場の可能性が残されていた22チームがシーディングゲームズ(順位決定戦)として8試合をこなし、王座獲得をかけたプレーオフが開催された。

 この年はウェスタン・カンファレンス首位の52勝19敗を残したロサンゼルス・レイカーズが、ファイナルでマイアミ・ヒートを4勝2敗で下してフランチャイズ史上17度目のリーグ制覇を達成。

 ファイナルMVPにはシリーズ平均29.8得点11.8リバウンド8.5アシスト1.2スティールにフィールドゴール成功率59.1パーセント、3ポイントシュート成功率41.7パーセントの大暴れを見せたレブロン・ジェームズが選ばれた。

 当時は感染拡大を防ぐべく、選手たちをはじめコーチ陣やスタッフもPCR検査を受け、普段とは異なる環境で過ごし、しかも無観客という特殊な状況で試合が繰り広げられただけに、どんな作品が出来上がるか注目したいところだ。

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