2023.07.27

Bリーグ島田チェアマンと“物流”を考える「何気なく荷物を受け取っているかもしれないですけど…」

『島田のマイク』第143回が公開
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 7月27日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第143回が配信され、同番組に協賛している「全国ドライバー応援プロジェクト」のオーナー・中島和美さんがゲスト出演した。

 現在も千葉ジェッツのオフィシャルパートナーを務める株式会社スワローロジスティクスの社長でもある中島さん。島田チェアマンとの関わりをたどると、チェアマンが千葉Jの球団社長を務めていた頃まで遡るという。あらためてチェアマンの印象について問われると「10年前から変わってないです。目の強さはもっとギラギラしていたというか…(笑)誰から見ても意志が強いのがわかるような感じだった」と、経営者として互いに奔走していた当時を懐かしみながら語りはじめた。

 スワローロジスティクスという社名ではなく「ドライバー応援プロジェクト」という形で番組のスポンサーになったことについては、いわゆる“物流の2024年問題”に直面する業界へのサポートの意志表明、そして問題の認知拡大を意図しているためだと説明。

 島田チェアマンは「スポンサーになるということなら企業名を連呼する方法もあるんですけど、それは望まず、“思いを形にしたい”ということだった。全国ドライバー応援プロジェクトの中島和美さんということにしましょうか、ということになった」と、一連の経緯を説明した。

 日本では2024年4月から働き方改革関連法によりドライバーの労働時間が抑えられる一方で、日本社会全体のモノを輸送する能力が不足してしまうことが懸念されている。

 そんな“2024年問題”に直面する物流業界の最前線で働くドライバーへ向けて、中島さんは「皆さんはしっかりと物を運んで、しっかりと仕事をされている。ドライバーさんにはきちっと安全に帰ってきてもらいたいんです。みなさんにとにかく安全に運転をしていただきたいという思いで応援させていただきたい」と、今後も同じ業界の仲間としてサポートし続ける意志を表明。

 島田チェアマンは「物流業界も本当に難しい状況でやっている。皆さん何気なく荷物を受け取っているかもしれないですけど、荷物を届けていただいた時に配慮していただくとか、お礼を言って気持ちよくお仕事してもらえるように受け手側もなっていただきたいと思いますし、(業界の問題を)より多くの方に知ってもらうために、我々も拡散していきますけど、皆さんにもぜひ拡散協力していただいて世の中でムーブメントを起こしていければと思いますので、何卒よろしくお願いします」と、リスナーに語りかけた。

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