2024.08.07
2月22日、「FIBAアジアカップ2025予選 Window1」が開催され、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング26位)は、有明コロシアムでグアム代表(同76位)と対戦した。
この試合では、立ち上がりこそいいスタートを切った日本代表だが、第2クォーターにはミスがかさみ、その隙を突かれてグアム代表にリードを許してしまう。しかし、35-36で始まった後半では、代表最年少の川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)の連続得点などで逆転すると、一気に主導権を握り点差を拡大。第4クォーターでもグアム代表の追い上げを許さず、77-56で勝利を収めた。
試合後、指揮を執ったトム・ホーバスヘッドコーチが記者会見に登壇。昨夏の「FIBAワールドカップ2023」以来初の国内公式戦ということで、フレッシュな顔ぶれについての質問に答えた。
冒頭で、ホーバスHCは代表初得点を含む6得点を挙げた川島についての質問に対応。「この(直前)合宿で、彼とは8カ月ぶりくらいに会いました」としながらも、「それくらい会っていなかったけれど、本当に伸びた」と太鼓判。
続けて、川島のプレータイムについても聞かれた指揮官は、「少しミスはあったけれど、彼のエネルギーが大事かなと思っていて、トランジションのプレーとか、リバウンドもディフレクションとかチップとかに絡んでいた」とインテンシティの高さを評価。代表デビュー戦ながらおよそ14分もプレータイムを与えた理由を説明した。
一方、同じく若手の一人として選出され、この試合では先発にも選ばれた金近廉(千葉ジェッツ)については、「この(直前)合宿では、昨日までは彼がMVPだった」としながらも、「でも昨日はそんなにいい練習をしていなくて、今日も続いた」とパフォーマンスの低下について言及。
実際、今回のグアム戦では先発ながらおよそ11分の出場で無得点にとどまった金近。しかし、「これも経験で、彼はこの波を直さないといけないです。そういうメッセージも伝えたかった」と、ホーバスHCは伸びしろに期待を込めてコメントした。
日本代表は、2月25日に「FIBAアジアカップ2025予選 Window1」の次戦で中国代表(FIBAランキング29位)と対戦する。昨夏のワールドカップを経験した選手たちもさることながら、「伸びしろ」十分の“若手組”の活躍にも期待したい。
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