2024.02.17

ドライブを武器にアジア杯予選へ…判断力に磨きをかけた川島悠翔「狙えるときは全部行く」

合宿開始の数日前に日本へ帰国した川島(中央)[写真]=バスケットボールキング
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 2月16日、男子日本代表(FIBAランキング26位)のメディアデーが行われ、NBAグローバルアカデミーの川島悠翔がメディア対応を行った。

FIBAアジアカップ2025予選 Window1」の直前合宿に向け、得意のドライブに加えてオフボールでのピックなども練習を重ねてきたと語った川島。「日本を代表する選手として恥じないように、精一杯の気持ちでプレーしたいと思っています」と、今大会に向けて意気込んでいる。

 トム・ホーバスヘッドコーチからも判断力の向上を評価された川島は、「一瞬しかチャンスがないので、そういう部分の判断は良くなった」としつつも、自分の理想に向けてさらに磨きをかけたいとコメント。また「リバウンドをたくさん取るというのを決めていて、そこは頑張ろうかなと思います」と、今大会の個人的なテーマを話した。

 川島はNBAグローバルアカデミーでスモールフォワード(3番)、パワーフォワード(4番)を務めており、代表では4番でプレーする模様。動きの方針に大きな違いはなく、インサイドへの比重がやや高まっていると語った。

「自分はドライブに自信があるので、行けたら全部行こうという気持ちでやってますが、シュートもトムさんのバスケでは大事なので。練習してきてるんですけど、まだまだ足りないなっていうのがあります。今の時点で自分の実力を把握して、自信を持って打てるような場面は打って、打てないときは判断できるように頑張りたいです」

 将来はNCAAでのプレーも目標とする川島にとって、3ポイントシュートをどれだけ磨けるかはキーポイントの一つ。「自分の身長や体格は世界で通用するかと言われたら、まだまだだと思うので。渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)さんのように、3ポイントの武器が必要だと思うので、それができれば世界が広がると感じています」と、今後の伸びしろに触れている。

 今夏に控えている「パリ2024オリンピック」には、「自分も出たい気持ちが強い」と意欲を見せた川島。まずは「FIBAアジアカップ2025予選 Window1」において、海外修行で伸ばしたスキルを存分に披露してもらいたい。

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