2024.02.22
2月16日、「FIBAアジアカップ2025予選Window1」に向けた男子日本代表(FIBAランキング26位)の直前合宿が開催され、横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝がメディア対応を行った。
冒頭、グアム代表(同76位)と中国代表(同29位)との2戦に「チームとしての連携力を高めていけるような大会にしていきたい」と河村はコメント。「結果にしっかりとフォーカスしながら、パリオリンピックに向けてチームが成長できる2試合にしたいなと思っています」と意気込んだ。
トム・ホーバスヘッドコーチが掲げたパリ五輪での8強入りという目標については「簡単ではない」としつつも、「しっかりと勝ち上がってパリで戦うというのは良いモチベーションになるんじゃないかと思うので。その目標に向けて、良い準備ができればいいなと思います」と語っている。
またWindow1の第2戦で激突する中国について、河村は「高さがあって、アドバンテージを突いてくるクレバーさもあるチーム」と表現。そのうえで、チームのスタイルを貫いて勝利することで日本の強さを証明し、これまでやってきたことの積み重ねを披露したいという。
昨年のワールドカップではデニス・シュルーダー(ドブルックリン・ネッツ)など、世界レベルのガードと相まみえた河村。「早い段階でトッププレーヤーの技術だったりを感じられたことは素晴らしい経験になりました」と振り返りつつ、「まだまだ課題は山積み」と、自身の伸びしろについて触れている。
パリ五輪に向けた取り組みとして「オールコートでの激しいディフェンスで相手のリズムを崩すこと」、「早い展開を作っていくこと」を河村はピックアップ。その“軸”をぶらさずに「オフェンスでもディフェンスでも先頭に立って引っ張っていきたい」と、自らの役割を明確にした。
昨年春に右大腿二頭筋損傷を経験してから、体のケアにもより注力しているという河村。ぜひともWindow1でのロスター入りを果たし、万全のコンディションでチームを勝利に導いてもらいたい。
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