2024.06.23

富永啓生が3カ月ぶりの実戦で躍動するも豪州に惜敗「チームケミストリーはまだまだ」

チームハイの18得点を挙げた富永 [写真]=野口岳彦
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 6月22日、北海きたえーるで国際強化試合「日本生命カップ2024(北海道大会)」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング26位)が男子オーストラリア代表(同5位)に89-90で惜敗した。

 この試合でベンチから15分52秒出場した富永啓生は、3本の3ポイントを含むチームハイ18得点に加え、3リバウンド1アシスト2スティールをマークし、1年ぶりの代表戦で再び存在感を放った。

「最初にコートに入ったとき、連続で3ポイントを決めることができたのは良かったと思いますけど、最終的には勝てなかったですし、試合の終わり方はまだまだ改善点があると思います」

 試合後に悔しい敗戦を振り返った富永は、「(日本の)いらないファウル、必要のないファウルが多く、相手のフリースローが増えてしまいました。チームのケミストリーもまだまだかなと思います」と冷静に語る。

 第1クォーターを27-15で終えた日本だったが、その後の3つのクォーターではすべて相手に上回られ、ジリジリと点差を詰められる展開に。最後は若手主体のオーストラリアに競り負けることとなった。

 前半だけで14得点を挙げた富永だったが、後半はマークがさらに厳しくなり、失速したチームを助けることができなかった。「シュートタッチは悪くなかったと思います。ただ、後半に打ったシュートも決め切らないといけなかったです」。

「また日本のファンの皆さんの前でプレーできたことはうれしい」と語った富永 [写真]=野口岳彦

 富永にとってこの試合は、ネブラスカ大学のエースとして出場した3月23日のNCAAトーナメント1回戦以来となる実戦となり、“ゲーム勘”を戻すことも目標となっていた。

「大学のシーズンが終わってから5対5はやっていなかったので、まだ100パーセントではないと思います。その中でもコンディションの部分はいいと思いますし、最初の強化試合にしてはいい動きができたと思います」

 昨夏のワールドカップを終え、大学最後の1年間では3ポイント以外の部分にも多くの練習時間を費やしてきたという富永は、「チャージングをもらえたり、ディフェンスでも貢献できたのは良かった」と守備の面でも一定の手応えを感じた様子。

 さらに、現在のチーム状況について聞かれた富永は、「合宿からもインテンシティ高くやれていますし、選考もあるので練習中からバチバチにやれている」と語ると、「すべての選手が1〜2段階レベルアップして、個々のスキルはみんな成長していると思うので、これからもっとコンビネーションが合ってくれば、良くなっていくと思います」と力強いコメントを残した。

 今日23日の15時からはオーストラリアとの再戦が控えている男子日本代表。さらに、7月5日・7日には男子韓国代表(同50位)を迎え、有明アリーナでの2連戦に臨む。

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