2022.08.12

大学バスケットの国際大会「WUBS」が開催…東海大学は2勝1敗で2位に

アジアの強豪大学と対戦した東海大学[写真]=WUBS
バスケ情報専門サイト

 楽天グループ株式会社と一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟(以下、JUBF)は、トップレベルの大学バスケットボールチームを対象に毎年開催する大会「Sun Chlorella presents World University Basketball Series」(以下、WUBS)の第1回大会を国立代々木競技場第二体育館にて開催した。

 大会にはインドネシアのペリタハラパン大学、チャイニーズ・タイペイの国立政治大学、日本の東海大学、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学のバスケットボールチームが参加し、8月9日から11日にかけての3日間で6試合の総当たり戦を行い、シリーズチャンピオンを決定した。

 日本から出場した東海大学は初戦で国立政治大学と対戦すると、第4クォーターに28-9と猛攻を仕掛け、90-74で勝利する。第2戦ではぺリタハラパン大学に91-35で快勝するも、最終戦でアテネオ・デ・マニラ大学に59-68で惜敗し、2勝1敗で大会を終えた。

優勝を果たしたフィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学[写真]=WUBS

 第1回となる今大会では、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学が優勝。また、3試合を通じて高得点を取ったハイパフォーマンスが評価され、MVPには同大学のカイノア・バルンガイが選ばれた。

 なお、順位は以下のとおりとなっている。

1位:アテネオ・デ・マニラ大学/フィリピン(3勝0敗)
2位:東海大学/日本(2勝1敗)
3位:国立政治大学/チャイニーズタイペイ(1勝2敗)
4位:ぺリタハラパン大学/インドネシア(0勝3敗)

「WUBS」は、JUBFによる主催で、楽天でアスリートを支援する事業をグローバルで展開する「Rakuten Sports」が運営協力して開催。「Rakuten Sports」は、プロスポーツチーム、アスリート、ブランディング、権利ホルダーとの共通の価値観に基づくパートナーシップの構築に取り組んでおり、同大会は各国の才能ある選手とバスケットボールコミュニティをエンパワーメントすることを目的としている。

 同大会は来年以降も、参加チーム数をさらに増やし、試合を実施していく予定だ。楽天とJUBFは今後も、年に一度大学チームが集まりチャンピオンシップのタイトルをかけて競い合う機会を提供することで、大学バスケットボールが新たな高みを目指し、世界のバスケットボール界をより結束させることを図っていく。