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選手たちの成長を称え、JX-ENEOSとのファイナルに向けて抱負を口にした古賀京子ヘッドコーチ [写真]=田島早苗
2月25日にスカイホール豊田でWリーグプレーオフのセミファイナル第3戦が行われ、三菱電機 コアラーズがトヨタ自動車 アンテロープスを相手に75-71で勝利。接戦を制し、JX-ENEOSサンフラワーズが待つファイナルへ駒を進めた。
試合後、古賀京子ヘッドコーチは10本の3ポイントを決められたことを課題として挙げたが、ベスト4の壁を乗り越えた選手たちを「よく成長した」と称賛。レベルアップした要因として「コミニュケーション」を挙げた。
「ことあるごとに選手、スタッフが納得いくまで話して、試合の前日まで『こうじゃないか』、『ああじゃないか』と言っていたこともあります。試合前に頭を使わせることで集中させきれていないとも思いましたが、ここぞの時に何を伝えたいか察知してくれるようになったのが良かったのかなと。それと役割分担をしっかりして、自分の仕事が何なのかが明確に言えるようになっていきました」
ただ、「選手に納得してもらえているのか、共通理解がどこまでできているのか、このやり方でいいのか」と悩むこともあったというが、初めてファイナルの舞台までたどり着いた。10連覇中の“絶対女王”との一戦に向けて「チャレンジャー精神で臨みたいです。この場に立てなかった、ここまでの対戦相手の分まで、しっかり戦っていきたいと思います」と抱負を語った。