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3月21日、国立代々木第二体育館にて「第22回 Wリーグ プレーオフ」のファイナル第2戦が開催。第1戦に勝利し、リーグ制覇に王手をかけたトヨタ自動車アンテロープスがENEOSサンフラワーズと対戦した。
第1クォータートヨタ自動車は、第1戦と同様に長岡萌映子と三好南穂の3ポイントシュートなどで、11-0とスタートダッシュに成功。対するENEOSも石原愛子がチーム最初の得点をマークすると、リズムをつかみ始め、激しいディフェンスでトヨタ自動車を苦しめる。しかし、馬瓜ステファニーが個人技で打開し、19-15で最初の10分間を終えた。続く第2クォーターでは、岡本彩也花に得点を許し、21-20と1点差に詰められるが、山本麻衣の“3点プレー”再度リズムを手繰り寄せる。その後、中田珠未に得点を許し、一時逆転を許したが、粘り強く得点を伸ばしたトヨタ自動車が33-29とリードして、試合を折り返した。
第3クォーターでは、前半無得点に沈んでいた馬瓜エブリンが存在感を示す。3ポイントシュートやバスケットカウントなどで加点すると、安間志織も続き、54-38で最後の10分間へ。最終クォーターでは、互いに激しい点の取り合いとなる。それでも、トヨタ自動車は馬瓜エブリンと馬瓜ステファニーが勝負どころで得点し、ENEOSに流れを渡さない。そして、64-53で迎えた試合終了残り1分34秒に山本がダメ押しとなる3ポイントシュートを沈め、67-53。その後、三好のフリースローなどで、リードを守り抜き、最終スコア70-60で、トヨタ自動車が初優勝を決めた。
初制覇を決めたトヨタ自動車は、長岡がチーム最多の13得点をマーク。シラ ソハナ ファトー ジャと馬瓜スがそれぞれ11得点、馬瓜エと三好が10得点を記録した。
敗れたENEOSの連覇記録は「11」で途絶えた。
■試合結果
ENEOSサンフラワーズ 60-70 トヨタ自動車アンテロープス(@国立代々木第二体育館)
ENEOS |15|14|9|22|=60
トヨタ自動車|19|14|20|17|=70