9月13日、Wリーグは2021－22シーズンの日程および会場を一部変更することを発表した。

　Wリーグは東京オリンピックでの女子日本代表の銀メダル獲得というかつてない好機を受け、開幕に向けて準備を進めてきた。一方で9月26日より「FIBA 女子アジアカップ 2021」がヨルダンにて開催され、出場する日本代表選手は現状の国内における帰国者のガイドラインに準じた場合、帰国後に2週間の隔離期間が必要となる。それにより、開幕第1週（当初予定：10月12日〜17日）には出場できない状況となる見通しだった。

　そのため、開幕においては全チームが極力フルメンバーにて臨めることが望ましいと判断したWリーグは、日本代表選手が関連する開幕週カードの日程を変更することとなった。

　Wリーグは「すでに開催地として発表しております平塚市、大垣市での開催を楽しみにされていたお客様および地域のバスケットボール関係者の皆様には誠に心苦しい限りではございますが、上記状況をご理解いただきますよう心よりお願い申し上げます」としつつ、開幕第1週の12試合のうち10試合を来年1月の第9週に変更し、国立代々木第二体育館で開催する。

　また、第5週の秋田大会については会場となる秋田県立体育館に不具合が発生し改修工事を要することから、会場を同県内の増田体育館に変更。さらに、第10週の山梨大会については開催地の都合により、当初予定の南アルプス市櫛形総合体育館から忍野中学校体育館に会場を変更。そして第11週に刈谷大会については開催地の都合により、当初予定のウィングアリーナ刈谷から守山スポーツセンターへ会場を変更したことが、併せて発表された。

■日程・会場変更　詳細

【第1週】※2試合は通常通り開催
会場：阿賀野市ささかみ体育館
10月16日（土）　新潟vsアイシン
10月17日（日）　新潟vsアイシン

【第9週】※第1週振替
会場：国立代々木第二体育館
1月1日（土）　富士通vs山梨QB／デンソーvs東京羽田
1月2日（日）　富士通vs山梨QB／デンソーvs東京羽田
1月3日（月）　トヨタ紡織vs日立ハイテク／シャンソンvs三菱電機／トヨタ自動車vsＥＮＥＯＳ
1月4日（火）　トヨタ紡織vs日立ハイテク／シャンソンvs三菱電機／トヨタ自動車vsＥＮＥＯＳ

【第5週】※会場のみ変更
会場：増田体育館
11月13日（土）　新潟vs富士通／秋田vsデンソー／ＥＮＥＯＳvsトヨタ紡織
11月14日（日）　新潟vs富士通／秋田vsデンソー／ＥＮＥＯＳvsトヨタ紡織

【第11週】※会場のみ変更
会場：忍野中学校体育館
1月15日（土）　山梨QBvsアイシン
1月16日（日）　山梨QBvsアイシン

【第12週】※会場のみ変更
会場：守山スポーツセンター
1月22日（土）　日立ハイテクvs山梨QB／デンソーvsＥＮＥＯＳ／三菱電機vsトヨタ自動車
1月23日（日）　日立ハイテクvs山梨QB／デンソーvsＥＮＥＯＳ／三菱電機vsトヨタ自動車