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第24回Wリーグが10月19日に開幕。トヨタ自動車アンテロープスとENEOSサンフラワーズが19日から20日にかけて国立代々木競技場第二体育館で開幕2連戦を戦った。
19日の開幕戦では、第1クォーターからトヨタ自動車が試合の主導権を握る。平下愛佳が2本の3ポイントシュートを決めて20-8とリードすると、続く第2クォーターでは山本麻衣が10得点を奪い、39-20と点差を拡大した。
第3クォーターではENEOSの林咲希と渡嘉敷来夢にそれぞれ7得点を奪われるも、再び山本が得点力を発揮してチームをけん引し、60-34で最終クォーターへ。第4クォーターではENEOSに点差を詰められるも、70-57でトヨタ自動車が快勝した。
リーグ3連覇に向けて好発進となったトヨタ自動車は、山本が23得点3スティール、平下が11得点、馬瓜ステファニーが9得点8リバウンド6アシスト7スティール2ブロックをマーク。一方のENEOSは、渡嘉敷が19得点9リバウンド3ブロック、林が14得点、星杏璃が10得点3スティールを挙げるも開幕戦に敗れた。
2連敗は避けたいENEOSだったが、20日に行われた第2戦でも試合開始から9-0のランを作られると、10-26で第1クォーターを終える。それでも、第2クォーターでは渡嘉敷を中心に得点を重ね、30-39と点差を詰めて試合を折り返した。
さらに、第3クォーターでもENEOSがチーム全体でバランス良く得点を伸ばすと、49-55で勝負の最終クォーターへ。ジリジリと点差を詰めていったENEOSは、第4クォーター中盤に星の連続得点でついに逆転に成功する。その後は宮崎早織や長岡萌映子らの得点でリードを守り抜き、ENEOSが73-68で勝利を飾った。
逆転勝利でリベンジを果たしたENEOSは、渡嘉敷が14得点10リバウンド3ブロック、星が14得点7リバウンド3スティール、宮崎が12得点6リバウンド、林が10得点をマーク。一方のトヨタ自動車は、梅沢カディシャ樹奈が21得点13リバウンド、山本が17得点、馬瓜が12得点9リバウンド5アシスト3スティール2ブロック、宮下希保が10得点を挙げるも、強豪ENEOSと1勝1敗の痛み分けとなった。
■試合結果
・10月19日
トヨタ自動車アンテロープス 70-57 ENEOSサンフラワーズ
トヨタ自動車|20|19|21|10|=70
E N E O S|8|12|14|23|=57
・10月20日
トヨタ自動車アンテロープス 68-73 ENEOSサンフラワーズ
トヨタ自動車|26|13|16|13|=68
E N E O S|10|20|19|24|=73