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2月11日に国立代々木競技場 第二体育館で4世代対抗戦「Wリーグ SUPERGAMES 〜4GENERATIONS〜」が行われ、W LEAGUE UNITED U25とU22女子日本代表が対戦した。
25歳以下で構成されたWリーグU25は、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス)、吉田舞衣(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)、山本麻衣(トヨタ自動車)、東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)の日本代表経験者5人が先発出場。一方、「FISU ワールドユニバーシティゲームズ」に向けて強化を進めるU22女子日本代表は、江村優有(早稲田大学)、林未紗(筑波大学/日立ハイテククーガーズ)、朝比奈あずさ(筑波大学)、鈴置彩夏(白鷗大学)、岡本美優(東京医療保健大学)がスターティングファイブを務めた。
試合は山本の3ポイントシュートでスタート。赤穂が連続得点を挙げると、東藤の3ポイントもあり、WリーグU25が開始約2分間で10-2とリードを奪った。その後も着実に得点を重ねると、半分が過ぎたあたりでメンバー5人を総入れ替え。ベンチから出場した土田帆乃香(山梨クィーンビーズ)が華麗なスティールから速攻を仕掛けるなど攻め込み、28-18で最初の10分間を終えた。
第2クォーターはU22女子日本代表が反撃。岡本の3ポイントやフリースローで追い上げ、残り4分51秒に安江沙碧梨(日本体育大学/富士通レッドウェーブ)のフリースローで1点差まで詰め寄った。WリーグU25は“即席チーム”ゆえのミスも垣間見られ、得点が止まる時間もあったが、西岡里紗(三菱電機コアラーズ)がインサイドを中心に6得点をマーク。39-34と5点差で試合を折り返した。
第3クォーターはWリーグU25がプロとしての意地を見せ、吉田を中心にU22女子日本代表を突き放し、残り3分48秒の時点で54-40と14点差。しかし、メンバーを入れ替えたあとから0-7のランを許し、54-47と7点差まで再び詰め寄られた。
第4クォーターは知名祐里(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)と星杏璃(ENEOSサンフラワーズ)のポイントガード2人がWリーグU25をけん引。一時2点差まで迫られたものの、69-63で迎えた残り2分15秒からは先発5人を戻して試合を進め、WリーグU25が71-63で勝利を収めた。
決勝進出を決めたWリーグU25は、赤穂がチーム最多10得点をマーク。一方のU22女子日本代表は岡本がゲーム最多18得点と奮闘した。
■試合結果
W LEAGUE UNITED U25 71-63 U22女子日本代表
WリーグU25|28|11|15|17|=71
U22女子代表|18|16|13|16|=63