2023.09.30

Wリーグ開幕会見「生き残りをかけるような戦いに」10月14日に25年目シーズン開幕

第25回Wリーグ開幕会見に全14クラブの選手が集結[写真]=兼子愼一郎
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 9月30日、都内で『第25回Wリーグ開幕記者会見』が開催され、全14クラブの所属選手らが登場。会場に訪れたファンの前で、10月14日に開幕する2023-24シーズンへ向けた意気込みなどを語った。

 Wリーグは2024-25シーズンから2ディビジョン制を導入することが決まっており、今シーズンの上位8チームで「Wリーグプレミア」、下位6チームで「Wリーグフューチャー」を構成することに。リーグ発足25年目となる今シーズンは、各クラブのディビジョン分けに直結する重要なシーズンとなる。

 今年6月に就任した原田裕花会長は「今シーズンは25周年という節目でもありますが、来シーズンから始まる2ディビジョン制に向けて、生き残りをかけるような戦いにもなってきます。今までのシーズンとはまた違った熱く白熱した見応えある試合が期待できると思います」とコメント。

 また、「いま男子日本代表のワールドカップでの活躍を通して、日本中がバスケットに沸いて盛り上がりを見せている中ではあると思いますが、Wリーグの選手たちも本当にひたむきで強いハートを持って、世界トップレベルのプレーを見せてくれると思います。より多くの皆様にご覧いただきたいです」と呼びかけた。

 2連覇に挑むENEOSサンフラワーズ長岡萌映子は「今シーズンの目標は昨年同様、2冠です」と引き締まった表情で宣言。海外でのプレーを経て、昨シーズン2位のトヨタ自動車アンテロープスに復帰した安間志織も「皇后杯、Wリーグ、2つ優勝をとりに行きたいです。昨シーズンよりさらに強いチームとなって全員で頑張りたいと思います」と王座奪還への思いを口にした。

 Wリーグは10月14日(土)に開幕し、3月17日まで(日)までレギュラーシーズンを実施。3月30日(土)から上位8チームによるプレーオフがスタートし、4月13日(土)から武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都)にて2戦先勝のファイナルが行われる。