ENEOSと富士通の上位対決はイーブンに…トヨタ自動車は開幕12連勝を飾る／Wリーグ第6節

　11月18日から19日にかけて、第25回Wリーグの第6節が各地で行われた。

　日立ハイテククーガーズは山梨クィーンビーズと対戦。第1戦では森岡ほのかがゲームハイの14得点と日立ハイテクをけん引し、87－71で勝利する。続く第2戦では、星香那恵が15得点を挙げ、70－63で日立ハイテクが連勝を飾った。

　トヨタ自動車アンテロープスは東京羽田ヴィッキーズと対戦した。第1戦では安間志織が17得点をマークし、84－53でトヨタ自動車が先勝。さらに、第2戦ではシラ ソハナ ファトー ジャが19得点を奪い、トヨタ自動車が75－63で開幕12連勝を収めた。

　トヨタ紡織サンシャインラビッツはプレステージ・インターナショナル アランマーレと対戦。第1戦では北村悠貴が19得点と存在感を示し、63－42でトヨタ紡織が勝利する。続く第2戦では平末明日香が17得点とチームをけん引し、トヨタ紡織が69－43で連勝した。

　デンソーアイリスは新潟アルビレックス BBラビッツとの第1戦で、馬瓜エブリンがゲームハイの14得点を記録。98－43で快勝すると、第2戦では赤穂ひまわりが19得点17リバウンド、髙田真希が17得点12リバウンドとそれぞれ躍動し、104－49で連勝した。

　富士通レッドウェーブとENEOSサンフラワーズの第1戦、ジョシュア ンフォンノボン テミトペが22得点11リバウンド、町田瑠唯が16得点13アシスト5スティールと活躍し、富士通が86－72で先勝する。しかし、第2戦では渡嘉敷来夢が29得点14リバウンドと存在感を発揮し、86－73でENEOSがリベンジした。

第1戦では富士通に軍配が上がった[写真]＝W LEAGUE

　アイシンウィングスは三菱電機コアラーズと対戦。飯島早紀が14得点を挙げたアイシンが、第1戦に65－43で勝利すると、第2戦でも飯島が15得点11リバウンドと活躍し、74－63で連勝を収めた。

　シャンソン化粧品シャンソンVマジックは姫路イーグレッツと対戦した。白崎みなみが23得点、イゾジェ ウチェが18得点10リバウンドを挙げ、シャンソンが第1戦に97－66で快勝。第2戦でもウチェが33得点12リバウンドと大車輪の活躍を見せ、98－81でシャンソンが連勝した。

　第6節の対戦結果は以下のとおり。

■【第6節】試合結果
※左側がホームチーム、ニュートラルゲーム（中立地開催）は「N」と記載

山梨クィーンビーズ vs 日立ハイテククーガーズ（N）
第1戦 71－87
第2戦 63－70

トヨタ自動車アンテロープス vs 東京羽田ヴィッキーズ（N）
第1戦 84－53
第2戦 75－63

トヨタ紡織サンシャインラビッツ vs プレステージ・インターナショナル アランマーレ（N）
第1戦 63－42
第2戦 69－43

新潟アルビレックス BBラビッツ vs デンソーアイリス（N）
第1戦 43－98
第2戦 49－104

富士通レッドウェーブ vs ENEOSサンフラワーズ
第1戦 86－72
第2戦 73－86

アイシンウィングス vs 三菱電機コアラーズ
第1戦 65－43
第2戦 74－63

姫路イーグレッツ vs シャンソン化粧品シャンソンVマジック
第1戦 66－97
第2戦 81－98

第2戦では前半に猛攻を仕掛けてリードを奪ったENEOS[写真]＝W LEAGUE