2018.06.11
6月8日、アリーナ立川立飛にて「女子日本代表国際強化試合2018 三井不動産カップ」の東京大会が行われ、“AKATSUKIFIVE”女子日本代表チームがチャイニーズ・タイペイと対戦した。
エースの渡嘉敷来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)が体調不良で欠場となるなか、日本は町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)、水島沙紀、長岡萌映子(ともにトヨタ自動車アンテロープス)、宮澤夕貴(JX-ENEOS)、髙田真希(デンソーアイリス)のスターティングファイブで試合をスタートさせた。
試合開始13秒、日本はファストブレイクからファウルを受けた宮澤が2本のフリースローを沈めて先制。同3分27秒からはフロントコートで連続スティールを奪うと、高田が立て続けに加点し12-2と抜けだす。直後にタイムアウトを挟んでチャイニーズ・タイペイに立て直されたが、すぐさま宮澤の3ポイントシュートで応戦。終盤は途中出場の本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)がゲームを作って点差を広げると、残り27秒からオコエ桃仁花(デンソー)、馬瓜エブリン(トヨタ自動車)の長距離砲が決まり、28-11で最初の10分間を終えた。
続く第2クォーター、日本はさらにリードを広げる。開始早々に本橋の3ポイントシュートで20点差とすると、相手のシュートミスが続く間に赤穂ひまわり(デンソー)、三好南穂(トヨタ自動車)、赤穂さくら(デンソー)などが確実に得点を重ね、残り4分51秒時点で44-14と早くも試合を決めにかかる。同4分12秒からは、ここまで無得点だった長岡がブザービーターを含む8得点をマークし、57-21の大量リードでハーフタイムを迎えた。
ベンチメンバー中心に臨んだ第3クォーターは、攻めあぐねる時間帯が続き得点に伸び悩む。ポン・スーチン、リン・ユーティンを中心に失点を重ねて終始ペースを握られたが、馬瓜、三好の3ポイントでなんとかつなぎ、16-17でこの10分間を終えた。
73-38でスタートした最後の10分間は序盤から点の取り合いとなったが、本橋のアシストから馬瓜が2本の3ポイント、河村美幸(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)が約6分間で10得点を挙げる活躍を見せる。試合終了残り3分を切った時点で94-56とすると、そのまま試合を進め最終スコア96-66で試合終了。チャイニーズ・タイペイに30点差をつけて圧勝した日本が、今季の初陣を白星で飾った。
【試合結果】
日本 96-66 チャイニーズ・タイペイ(@アリーナ立川立飛)
JPN|28|29|16|23|= 96
TPE|11|10|17|28|=66
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