2021.04.30
5〜6月にかけて開催される「FIBA 3x3 バスケットボール オリンピック予選」に向けて強化合宿中の3x3女子日本代表。今回は、4月20日~23日の期間は味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都)、その後、秋田県に移動して4月25日~28日の期間は横手体育館で合宿を行っている。そのチームにおいて最年長で主軸を務める篠崎澪(富士通レッドウェーブ)が4月27日、公式のリモート取材に応じた。
「今回の合宿は、NTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)から始まり、男子チームの方も来て下さって、体格のいい選手、大きい選手とやる機会をいただきました。だいぶ海外を想定したゲームプランやゲーム運びをできるようになってきたかなと思います。その中で連日やっていると、『うまくいかないこと』『良くできたこと』というのがどんどん出てきて、それを一日ずつしっかりクリアにすることができている合宿ではないかと感じています」と、ここまでの合宿の感想を語った篠崎。
2021年5月26日~30日の期間で「FIBA 3x3 オリンピック予選2021(OQT)」が行われるが、現在はその大会までちょうど1か月を切ったところ。「徐々に緊張がありながらも、しっかり練習に取り組めているかなと思います」と言う。
3月にシーズンが終ってから約1か月。コンディションに関しては「まだ自分のイメージと体が合っていないですが、徐々に良いコンディションにはなっていってるので、オリンピック予選までには万全のコンディションで臨めるようにやっていきたいです」と笑顔を見せた。
また、来る決戦に向けては「他の国と比べて(身長が)小さい分、機動力が大事になってくると思います。ディフェンスから流れを作ってオフェンスにつなげるのが日本のスタイルなので、それを10分間、最後まで突き詰めてやっていきたいです」と語り、自身の役割については「機動力を生かしたプレーが必要だと思うので、ドライブやカッティング、それと激しいプレッシャーディフェンスをいかにコートで表現できるかが大事になってくると思います。一番年上ですが、しっかりコミュニケーション取りながら、大事なところではプレーでも引っ張っていけるように頑張ります」と意気込んでいた。
取材・文=田島早苗
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