2018.09.02

銅メダル獲得に安堵する主将の篠崎澪「日本のバスケットができた」

3位決定戦で16得点の活躍を見せた篠崎 [写真]=小永吉陽子
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 8月15日から9月1日にかけてインドネシアのジャカルタで行われた「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の女子バスケットボール競技。日本代表は銅メダルで大会を終えた。

 チャイニーズ・タイペイとの3位決定戦後、チーム最年長の26歳で、キャプテンとしてチームを引っ張った篠崎澪(富士通レッドウェーブ)は「金メダルは獲れなかったが、最後は勝って銅メダルで終われて良かった。メダルを取れてホッとしている」と安堵した。

 試合は前半で7点ビハインドを背負ったが、残り20分間で76-63と逆転に成功。篠崎はハーフタイムにコーチ陣から「もっと強いプレー、日本らしいプレー、気持ちを前面に出してやっていこうと話があった」と明かし、「一人ひとりが修正できた」ことで26-13と圧倒した第3クォーターにつながった。自身も「前半は全然」だったというが、「最後くらいキャプテンらしいことをしなきゃ。自分が体を動かして引っ張っていこうと思った」。計16得点4リバウンド2アシスト2スティールと攻守両面で活躍した。

「走ること、ディフェンス面において、日本のバスケットができたと思う」などと述べる一方、大会をとおして「リバウンドが徹底できなかった」と反省も忘れていない。アジア大会での貴重な経験はチーム、自身のステップアップにつながるはずだ。

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