2022.07.04
6月27日、ヨルダンのアンマンで「FIBA U16女子アジア選手権大会 ヨルダン2022」が行われ、U16女子日本代表がグループラウンドの最終第4戦でニュージーランド代表と対戦した。
ここまで2勝1敗の日本は前回試合と同じく、黒川心音(桜花学園高校2年)、田中こころ(同2年)、深津唯生(同1年)、八木悠香(京都精華学園高校2年)、大上粋奈(広島県立広島皆実高校2年)を先発として起用した。
この試合最初の得点をニュージーランドに許すも、深津が立て続けにシュートを決めると、黒川の3ポイントで逆転に成功。その後は激しくリードチェンジを繰り返す接戦となる。終盤に東紅花(福岡大学附属若葉高校2年)が2本の3ポイントを沈めるも、19-20で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、開始から八木が連続6得点を挙げてチームをけん引。機動力を生かした日本は、スティールやオフェンスリバウンドから得点を重ねてリードを広げる。さらに、ハードなディフェンスで相手を1ケタ得点に抑え込むことに成功し、35-29で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、日本は早い展開からのレイアップや、東と榎本麻那(岐阜女子高校2年)の3ポイントなどで猛攻を仕掛ける。終盤には上野心音(聖和学園高校3年)のバスケットカウントによる3点プレーや田中の連続得点も決まり、65-43と大きくリードを広げた。
第4クォーターでも攻撃の手を緩めない日本は、序盤に田中が2本の3ポイントを含む8得点を立て続けに奪う。その後、6分近く日本の得点が止まるが、終盤には再びスティールからレイアップにつなげて得点を重ねると、上野の3ポイントと東の連続得点も決まり、最後は87-49で快勝した。
グループラウンドを3勝1敗で終えた日本は、東が4本の3ポイントを含む16得点3スティール、田中が16得点、深津が15得点13リバウンドとそれぞれ存在感を発揮。
さらに、上野が10得点、八木が8得点8リバウンド、三次真歩(広島県立広島皆実高校3年)が6得点5アシスト6スティール、黒川が5得点7アシスト、山田英真(桜花学園高校2年)が2得点9リバウンドをマークした。
チームで計20個のスティールを記録した日本は、ニュージーランドに37個のターンオーバーを誘発させ、そこから48得点をマーク。また、オフェンスリバウンドでは25-9と圧倒した。
次戦、29日に日本は準決勝に臨む。
■試合結果
ニュージーランド 49-87 日本
ニュージーランド|20|9|14|6|=49
日 本 |19|16|30|22|=87
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