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2月4日、ナイキが環境に配慮したパフォーマンスシューズ『コズミック ユニティー』の発売を発表した。これはナイキ初の、総重量の25パーセント以上がリサイクル素材から成るシューズで、Move to Zero(二酸化炭素と廃棄物排出ゼロを目指すナイキの包括的な取り組み)の理念を取り入れている。バスケットボールを愛すると同時に、カルチャーを変える力を信じ、環境持続性に優れた未来を作るために役に立つべきだと考えるプレイヤーのためのデザインとなった。
ナイキ パフォーマンス フットウェア シニア クリエイティブ ディレクターのロス・クラインは、「『世界をより良くできるプロダクトが、同時にアスリートをより良くすることができないか』という質問を考えることにより、未来に向けてのプロセスが導かれます」と話しており、今回のコズミック ユニティーがまさにそれを具現化したものとなっている。
コズミック ユニティーは3種あり、2月26日にナイキ コズミック ユニティー グリーン グロウがNIKE.COM、NIKEアプリまたは一部の専門店にて発売予定。その後は3月7日にナイキ コズミック ユニティー アマルガムが、3月12日にナイキ コズミック ユニティー スペース ヒッピーが、同様にNIKE.COM、NIKEアプリまたは一部の専門店にて発売される予定。
コズミック ユニティーは、アッパーにリサイクル可能なケーブル糸を使用しており、ケーブルのシステムに直接繊維をかぶせることによって廃棄する素材の量を減らしている。さらに、つなぎに使う素材を不要にするために、リサイクル素材も配合したフルレングスのズームエアのストロベル(足底部材)を使用。ミッドソールのクレーターのようなくぼみは、シューズ重量削減のためのデザインで、ソックライナーやシューレースにも一部リサイクル素材を用いている。スウッシュも一部リサイクル材を使ったマーブル模様を入れて、射出成形している。ナイキ クレーター フォームは、ナイキ独自のフォームから作られており、ナイキ グラインド ラバーをおよそ10パーセント含む。