2026.04.23

島田慎二氏が“組合化”した選手会の今後に期待…JBAが展開する審判・コーチ・TO基礎講習も紹介

「島田のマイク」第284回が配信
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 4月23日、島田慎二氏(日本バスケットボール協会会長/Bリーグチェアマン)のポッドキャスト番組『島田のマイク』第284回が配信。日本バスケットボール選手会(JBPA)の労働組合化などについて語った。

 JBPAは役員人事とともに、一般社団法人とは別組織として労働組合の設立を目指す方針を発表。会長にベンドラメ礼生サンロッカーズ渋谷)、副会長に富樫勇樹千葉ジェッツ)と西田優大シーホース三河)、会計に田渡凌(しながわシティバスケットボールクラブ)が就任した。

 島田氏は、これまで推奨してきた選手会の組合化について、組織の設立そのものではなく、その後の運用や機能が重要だと強調。方向性を取りまとめるガバナンスと、リーグやビジネスサイドと建設的にコミュニケーションを図る機能の両立が必要との認識を示した。

 Bリーグの意思決定は、クラブ代表で構成される実行委員会での議論を経て理事会で承認される仕組み。島田氏はこのプロセスに、選手会が“選手の声”を代表する立場として関与できる状態が理想だとし、実効性ある組織としての役割発揮に期待を寄せた。

「労働組合になったからといって、自分たちがこうだって言ったらもう曲げない、というだけでは成り立たない話で。そこの土俵に立つというところまで相成ったと思うので。あとはどうワーク(機能)させるかというのを頑張っていただいて、より良いBリーグを作っていくきっかけになれば良いなと思っていますね」

 また番組内では、日本バスケットボール協会が2026年度の公認E級審判・E級コーチ・テーブルオフィシャル(TO)向け基礎講習のeラーニングを開始したことも紹介された。島田氏は「裾野が広がることが競技者レベルを上げていくのと同じように、レフェリーの数を増やすことがレフェリーのレベルを上げていくことに通ずる入口になる」と述べ、受講者・コーチ資格取得者がともに増加傾向にあることを報告した。安藤スポーツ・食文化振興財団による若年層への受講料補助も始まっているとし、環境整備が着実に進んでいるという。

 特に力を入れたいと島田氏が強調するのはTOの育成だ。「小学校、中学校、高校からプロまで、バスケットボールが行われるところには必ず必要」と重要性を説き、「プロを目指すということだけではなく、eラーニングを受けたり資格を取りに行くことで、より深くバスケットを見ていける楽しみにもなる」と、ファンへの受講も呼びかけた。

 今回のエピソードではこのほか、番組やBリーグをきっかけにリスナー同士の交流が広がっていることなどについても語られた。

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