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8月28日、東京パラリンピックの車いすバスケットボール競技は大会4日目を迎え、有明アリーナと武蔵野の森総合スポーツプラザで男女予選リーグ計10試合が組まれた。
有明アリーナの第3試合には、コロンビア、韓国に連勝した日本代表がカナダ代表と対戦。スタートファイブには豊島英、鳥海連志、川原凜、藤本怜央、秋田啓が名を連ねた。
カナダのパトリック・ヘンダーソンの2連続シュートで始まったこの試合、日本は得意の早いパス回しから藤本がシュートを決めて2−4とする。ここからリムズをつかみい日本だったが、6−12で最初の10分を終える。
第2クォーター、流れを変えたい日本は赤石竜我と藤沢潔をコートに。すると赤石のアシストから藤沢が3ポイントシュートを決めて反撃を開始するかに見えた。日本は古沢、鳥海がシュートを決めて一時が逆転に成功するが、カナダの攻撃を止められず、19−30で前半を折り返した。
後半、ディフェンスの強度を上げた日本がカナダの得点を約3分抑え、その間に香西の3ポイントなどが決まり7−0のランを見せる。その後、一進一退の展開となるも、終盤にも香西が3ポイントを決め、このクォーターは日本19−14とし、38−44で最終クォーターへ。
香西の3本目の3ポイントでスタートしたこのクォーター、古沢のシュートで46−46の同点に。その後、リードチェンジ繰り返すも、残り5分14秒に香西が3ポイントを決めて逆転すると、そのままリードを保った日本が62−56でカナダに逆転勝ちを収めた。
個人スタッツでは香西が3ポイント4本を含む24得点、古沢が14得点、秋田が12得点をマークした。予選リーグを3勝とした日本は、明日20時30分からスペインと対戦する。
■試合結果
日本 62−56 カナダ
日 本|6|13|19|24|=62
カナダ|12|18|14|12|=56