2021.08.27

藤本怜央の活躍で車いす男子代表が2連勝/東京パラリンピック

両チーム最多の21得点を挙げた藤本(写真は26日のコロンビア戦から) [写真]=Getty Images
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 8月27日、東京パラリンピックの車いすバスケットボール競技は大会3日目を迎え、有明アリーナと武蔵野の森総合スポーツプラザで男女予選リーグが計10試合が行われた。

 有明アリーナの第5試合には、昨日行われたコロンビア戦に勝利した日本代表が韓国代表と対戦。スタートファイブには豊島英、鳥海連志、川原凜、藤本怜央、秋田啓が名を連ねた。

 藤本のシュートで先制した日本だが、韓国の厳しいマークにあい、得点を伸ばせない。それでも終盤、秋田のシュートが決まりだし、14−9とリードを奪った。

 第1クォーターだけで8得点を挙げた藤本がこの日は絶好調。第2クォーターでも4連続でシュートを決め、22−9とリードを広げる。途中、韓国の反撃を食らうが、順調に得点を伸ばした日本が31−21とリードして前半を折り返した。

 後半の出だしも藤本がシュートを決めてスタートした日本。鳥海のゴール下や豊島の速攻も決まり、順調に得点を重ねる。その藤本が3個目のファウルを犯しベンチに下がるが、赤石竜我が終盤2連続でシュートを決め、47−36で最終クォーターへ。

 第4クォーター、日本は鳥海がこの試合で10個目のアシストとなるパスを豊島に配し、点差を2ケタに戻す。その後、日本はじっくりとパスを回して時間を使いながらゲームをコントロール。59−52で韓国に勝利した。

 個人スタッツでは藤本が両チーム最多の21得点をマーク。さらに秋田が17得点11リバウンドのダブルダブルを達成、鳥海が4得点10アシストを記録した。予選リーグで2勝目を挙げた日本は、明日14時45分からカナダと対戦する。

■試合結果
日本 59−52 韓国
日本|14|17|16|12|=59
韓国|9|12|15|16|=52

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