2021.08.31

車いすバスケ女子代表が準々決勝で敗退…5〜6位決定戦に/東京パラリンピック

柳本は3ポイントシュートを決めるなど、攻防で存在感を見せた [写真]=Getty Images
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 8月31日、東京パラリンピック車いすバスケットボール競技は大会7日目を迎え、有明アリーナで女子の決勝トーナメントがスタートした。

 第5試合には、予選グループA3位の女子日本代表が予選グループB2位のオランダ代表と対戦。スタートファイブには予選リーグと同じ、柳本あまね、萩野真世、藤井郁美、網本麻里、北間優衣が名を連ねた。

 試合開始から高さを前面に出してゴール下を中心に攻めるオランダに開始3分38秒で2−12と2ケタリードを奪われた。網本のシュートのみに抑えられた日本は土田真由美、清水千浪と北田千尋をコートに送り出して状況の打開を図る。その土田が2本シュートを決めるが、このクォーターは6−28で終える。

 第2クォーターに入り、オランダはベンチメンバーをコートも出すも、高さとパワーで日本を圧倒する。タフショットを強いられる状況の中、日本は小田島理恵が連続してシュートを決める。終了間際に北田がシュート決めるが、スコアは12−46。34点のビハインドで前半を折り返した。

 後半に入りプレッシャーを高めたオールコートのディフェンスで流れを変えたい日本。柳本、北田の3ポイントシュートが決まるも、連続して得点を重ねられない。20−66として、最終クォーターへ。

 第4クォーター、日本は最後までオランダに挑戦を続けたが、最後までペースをつかめず。最終スコアは24−82、準々決勝での敗退が決まった。日本はこれで9月3日に行われる5〜6位決定戦に臨むことに。対戦相手は準々決勝でアメリカに48−63で敗れたカナダとなった。

■試合結果
オランダ 82-24 日本
オランダ|28|18|20|16|=82
日  本|6|6|8|4|=24