2021.03.10

メルボルン・ユナイテッドが延長戦を落とし惜敗…馬場は7得点をマーク

写真は2月25日のアデレード戦のもの[写真]=Getty Images 
バスケ情報専門サイト

 3月10日、NBL(オーストラリアリーグ)では馬場雄大の所属するメルボルン・ユナイテッドがサウスイーストメルボルン・フェニックスとの試合に臨んだ。

 馬場はベンチスタートとなった第1クォーター、ユナイテッドは先制に成功するも、その後はリードを奪われる展開に。馬場は残り5分39秒に出場すると、終盤にドライブからファールを獲得する。2投目のフリースローを沈めてこの試合初得点を決めた。

 24-29で迎えた第2クォーターもフェニックスに主導権を握られる苦しい展開。一時は12点ものビハインドを背負うが最後はユナイテッドも点差を詰め、42-50で試合を折り返す。

 第3クォーター、馬場はスタートから起用されると、ドライブからパスフェイクを挟んだ華麗なリバースレイアップを沈める。その後はディフェンスで硬い守りを見せた直後に、カットインからレイアップを沈めるなど好守で活躍。再びカットインから放ったシュートが落ちると、自らオフェンスリバウンドをもぎ取りセカンドチャンスで得点にするなど、高いエナジーを見せ存在感を発揮した。しかし、ユナイテッドは点差を詰めきれず、63-70で最終クォーターへ。

 第4クォーター、追い上げを見せるユナイテッドだが、馬場は逆転を狙った3ポイントを外すなど思うように活躍できず、中盤以降はベンチに退く。ユナイテッドは残り4分についに逆転に成功すると、その後は一進一退のシーソーゲームとなる。終盤に3ポイントを決められ84-84の同点とされるも、ラストプレーで相手のレイアップをブロックしオーバータイムへ。

 オーバータイム途中に再び出場した馬場は、インバウンドのパスにプレッシャーをかけターンオーバーを誘発させる場面も。終盤、馬場がベンチで戦況を見つめる中、3点ビハインドのユナイテッドは、同点を狙った3ポイントがリングに嫌われ万事休す。最終スコア92-97で接戦を落とした。

 馬場は約21分の出場で7得点3リバウンド1アシスト1スティールをマークした。

馬場 雄大の関連記事