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7月25日、東京オリンピック バスケットボール男子の予選ラウンドがスタートし、グループAのチェコ代表(FIBAランキング12位)とイラン代表(同23位)が対戦した。
試合序盤は競った展開となるも、第1クォーター残り3分49秒にブレイク・シルプが決めた3ポイントをきっかけにチェコが徐々に試合の主導権を握り、最初の10分間を25-19とリードして終えた。
第2クォーターはさらにチェコに形勢が傾くことに。イランの得点を11点に抑えつつ、攻めてはヤクブ・シジナの3ポイントを皮切りに21得点をチームとしてマーク。46-30と一気に点差を広げて試合を折り返すことに成功した。
後半も試合の流れに変化はなく、チェコは横浜ビー・コルセアーズ所属のパトリック・アウダらが得点を重ね、第3クォーター終了時点で67-46と21点差をつけた。
しかし、迎えた最終クォーターはイランの猛追を許すこととなる。開始からなかなかスコアを伸ばせずにいると、イランのモハンマド・ジャムシディヤファラバディやハメド・ハダーディらに次々とスコアを許し、試合時間残り2分7秒時点で5点差まで迫られてしまう。それでもチェコはアウダのフローターシュートやフリースローなどで確実に得点して追いつくことは許さず、最終的には-と逃げ切りに成功した。
チェコはアウダがチームトップの16得点。イランはベフナム・ヤフチャリデフコルディが23得点を挙げるも、猛追及ばず初戦を落とすこととなった。
■試合結果
イラン 78-84 チェコ
イラン|19|11|16|32|=78
チェコ|25|21|21|17|=84