2021.07.29
7月23日、東京オリンピックが開幕を迎え、国立競技場で開会式が行われた。
開会式で206カ国の国と地域が入場するなか、9人のバスケットボール選手がそれぞれの国の旗手を務めた。この大役を任された選手たちを紹介していこう。
■パティ・ミルズ:オーストラリア代表(男子5人制)
オーストラリアの旗手は、現在32歳のミルズが務めた。NBAのサンアントニオ・スパーズで長年に渡りプレーしており、世界ランキング3位のオーストラリアをけん引する。
■ミランダ・アイム:カナダ代表(女子5人制)
カナダの旗手は現在33歳のアイム。ロンドン、リオデジャネイロとこれまで2度のオリンピックを経験しているベテランは、世界ランキング4位のカナダにとって欠かせない存在だ。
■トーマス・サトランスキー:チェコ代表(男子5人制)
チェコはNBAのシカゴ・ブルズでプレーするサトランスキーが務めた。オリンピック最終予選を勝ち上がり、初のオリンピック出場を決めた現在29歳のエースは、201センチの大型ポイントガードだ。
■サマド・ニックハ:イラン代表(男子5人制)
現在38歳と大ベテランのニックハがイランの旗手を努めた。世界ランキング23位のイランは3大会ぶり3回目のオリンピックに臨む。
■アグニス・カバルス:ラトビア代表(男子3人制)
ラトビアは現在34歳のカバルスが務めた。新種目の3x3に出場し、初戦のポーランド戦には21-14で勝利を収めている。
■フラン・オノルバータル:モンゴル代表(女子3人制)
現在20歳とバスケットボール選手では最年少で旗手を務めたのが、モンゴルのオノルバータル。3x3の初戦のイタリア戦では、14-15で惜しくも敗れた。
■ソニャ・バシッチ:セルビア代表(女子5人制)
セルビアは現在32歳のバシッチが務めた。世界ランキング8位のセルビアは、リオデジャネイロオリンピックでは銅メダルを獲得している。また、今年行われたFIBA女子ユーロバスケットでは、ヨーロッパの強豪を次々と破り優勝した。
■スー・バード:アメリカ代表(女子5人制)
現在40歳のバードが大所帯のアメリカを率いた。世界ランキング1位のアメリカは、7大会連続となる金メダルを狙う。
■八村塁:日本代表(男子5人制)
日本の旗手を務めたのは八村塁。NBAのワシントン・ウィザーズで2シーズン経験を積んできた日本のエースは、自国開催でまずは歴史的1勝を目指す。
※世界ランキングは3月2日時点
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