2021.08.01
7月26日、東京オリンピック男子バスケットボールの予選ラウンドが行われ、日本代表がスペイン代表と対戦した。
1976年のモントリオール大会以来45年ぶりの出場となった男子日本代表。スターティング5は田中大貴(アルバルク東京)、馬場雄大(メルボルン・ユナイテッド)、渡邊雄太(トロント・ラプターズ)、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)の5人で臨んだ。
立ち上がり、日本代表はスペイン代表の激しいディフェンスを前に攻撃の糸口をつかめず、なかなか得点を奪うことができない。その一方でリッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)やマルク・ガソル(ロサンゼルス・レイカーズ)を中心としたオフェンスを止められず、開始4分で11得点を挙げられてしまう。だが、その後渡邊雄が3ポイントシュートにバスケットカウントと次々と得点を沈めると、富樫勇樹(千葉ジェッツ)が終了間際に得点し、14−18で第1クォーターを終える。
20点のビハインドを持って迎えた第3クォーター、序盤こそ付かず離れずの展開となるが、エドワーズの3ポイントシュートで流れを引き寄せ、途中出場の金丸晃輔(島根スサノオマジック)も得意の3ポイントシュートを2本成功。55−69と点差を縮めて第4クォーターへ突入する。勝負の最優クォーター、立ち上がりに富樫の活躍で10点差まで追いつくと、その後も八村を中心としたオフェンスで粘り強く得点を重ね、スペイン代表に食らいつく。試合終盤には八村、渡邊雄が立て続けに3ポイントシュートを成功させたほか、速攻から馬場が得点を沈めて1ケタ差まで追い上げたものの一歩及ばず、77−88で試合終了。男子日本代表は黒星発進となった。
■試合結果
日本 77−88 スペイン
日 本|14|14|28|21|=77
スペイン|18|30|21|19|=88
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