2021.07.24

富永啓生が決勝シュート…3x3男子日本代表が2試合連続となるOTで接戦を制す

決勝シュートを含め、後半、勝負強さをを発揮した富永啓生 [写真]=Getty Images
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 24日、3x3バスケットボールは青海アーバンスポーツパークで予選プールが行われ、男子日本代表がベルギーと対戦した。19時5分から行われたセッションでオーバータイムの末、ポーランドに19−20で敗れた男子日本代表。それだけに初日に2連敗は避けたいところだ。

 保岡龍斗秋田ノーザンハピネッツ・SEKAIE)の2ポイントシュートで初得点をあげた日本だが、ベルギーは序盤から内外角をバランスよく攻めて、次第にリードを広げていく。日本は外角から富永啓生(ネブラスカ大学)がシュート、アイラ・ブラウン大阪エヴェッサ)がドライブを仕掛けるが、思いどおり得点できない。

 残り6分9秒、3−9とリードを奪われた場面でタイムアウトを取った日本だが、その後は互いにシュート決められず、時間だけが過ぎていく展開に。それでもベルギーは早いパス回しからチャンスをうかがい、少ないチャンスを確実に得点につなげていった。

 後のない日本は当たりを強めて、反撃に出る。すると残り2分10秒、落合知也越谷アルファーズ・TOKYO DIME)が2本フリースローを決めて13−14の1点差に。残り時間が1分を切り1点ビハインドで迎えた場面、富永がレイアップを決めて同点に。さらにアイラがブロックショットを決めて逆転を許さない。その後、互いに得点できずオーバータームに突入。

 先に2点入れたほうが勝利するオーバータイムで、日本は富永のレイアップで先制する。その後、互いにシュートを決められず消耗戦の様相を呈すと、富永がドライブからのレイアップを決めて勝利。18−16と今大会初勝利をあげた。

 保岡が2本の2ポイントを含む7得点で両チーム最多得点をマーク。さらに後半立て続けにを決めた富永が6得点をあげる活躍を見せた。一方、ディフェンスやリバウンドで体を張ったのがアイラと落合と言えるだろう。日本はチーム全員でオリンピック初勝利をもぎ取った。

■試合結果
日本 18-16 ベルギー

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