2025.06.11

宇都宮ブレックスがBCLアジア準決勝進出…再延長の大激戦制す、ニュービルV弾含む29得点

決勝点を挙げた宇都宮のニュービル[写真]=fiba.basketball
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 6月11日、バスケットボールのアジアNo.1クラブチームを決める「バスケットオールチャンピオンズリーグアジア2025(BCLアジア)」の準々決勝がアラブ首長国連邦のコカ・コーラ・アリーナで開催され、Bリーグ代表の宇都宮ブレックス(日本)は94-93でタビアット(イラン)に勝利。ベスト4進出を決めた。

 宇都宮は劣勢の立ち上がりとなったが、8点ビハインドで迎えた第2クォーターに堅守で流れをつかみ37-30と逆転。ハーフタイム明けの第3クォーターに再逆転を許すも、ベンチスタートだった村岸航がタフショットをねじ込み、D.J・ニュービルも連続3ポイントを決めクロスゲームに。一進一退の展開となった第4クォーターも、今大会限りの短期契約で加入したフィン・ディレイニーが加点するなど食らいつき、76-76の同点でオーバータイムに突入した。

 延長戦では、先行しながらもリードを守りきれずダブルオーバータイムに持ち込まれ、さらに残り1分10秒に91-93と逆転を許したが、試合時間残り18秒の土壇場でニュービルが逆転3ポイントシュートを成功。Bリーグで2年連続MVPに輝いたエースの一撃が決勝点となり、宇都宮がダブルオーバータイムまでもつれた大激戦を制した。

 個人スタッツでは、ニュービルが47分19秒に出場し29得点10アシストのダブルダブル、16本中5本の3ポイント成功でチームけん引。比江島が18得点、ディレイニーが15得点、アイザック・フォトゥが11得点と、合計4選手が2桁得点をマークした。また、竹内公輔も42分41秒のプレータイムで7得点12リバウンド、ベンチスタートだった高島紳司も8得点、チーム最高のプラスマイナス20と、白星を手繰り寄せる活躍を披露した。

■試合結果
タビアット 93-94 宇都宮ブレックス
TAB|21| 9|25|21|10|7|=93
UBX|13|24|17|22|10|8|=94

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