
2025.06.15
NBAは、コート上ではチャンピオン決定戦でボルテージが最高潮に達する一方、コート外でも熱量を帯びている。今夏はビッグネームのトレードが各所で話題に。その中心にいるのが、フェニックス・サンズのケビン・デュラントだ。
サンズは、レギュラーシーズンを11位で終えたことで、デビン・ブッカーを中心に再建へと舵を切ることを決断。デュラントも球団と双方合意の上、今夏にキャリアの最後を過ごすことになるかもしれないチームに移籍するものと思われる。
リーグ屈指のスコアラーともあれば、噂は後を絶たない。『Hoops Wire』による最新の報道によると、KDはサンズに対して、サンアントニオ・スパーズへのトレード希望を伝えたという。
スパーズは、ビクター・ウェンバンヤマやディアロン・フォックスを擁し、将来性のある球団として期待されている。今年のNBAドラフト2025では、2位を引き当てることに成功し、その未来は一層確かなものになりつつある。
一方のスパーズからの関心だが、トレードこそ実現しなかったものの、球団は2月のトレードデッドライン付近でもデュラントに興味を示し、選手側も好感触を抱いていた。また、デュラントはスパーズが本拠地を置くテキサス大学出身。『AT&Tセンター』からは車で約1時間半の距離にあり、デュラントにとっても馴染みのある都市だ。
『The Ringer』の創業者であるNBAアナリスト、ビル・シモンズ氏もデュラントのスパーズ移籍について、興味深い情報を発信している。同氏は自身のPodcast『The Bill Simmons Podcast』で、両者の関係に言及している。
「KDのスパーズ移籍は既に決まっており、ただ発表していないだけだとしても驚きはしません。基本的には具体的な内容で合意しており、ドラフトの週に発表するだけです。スパーズがKDをトレードするのは、コストが安いからでしょう。彼らは競争力を発揮し、プレーオフで数ラウンドを勝ち抜く可能性もあります。同時に全体2位指名権も保持し、その方法でトレードを模索するのではないでしょうか」
ビッグネームの移籍は、一筋縄でいかない。そのため、デュラントが残留する可能性についても検討の余地があるが、『Bleacher Report』のジェイク・フィッシャー記者によると、デュラント放出は既定路線だという。
「デュラントを取り巻く関係者やフェニックスの周囲は、KDのトレードはすでに決まったこととして語っています。サンズの長期にわたるヘッドコーチ面接の過程でも、デュラントをトレードする話が候補者に伝えられていました。“もし”ではなく、“いつ”の問題としてです。現在、私が話を聞いているNBA関係者、ライバルチーム、リーグの代理人たちは、デュラントを1年限りのレンタル契約扱いと見ています。ドラフトまで3週間ですが、デュラントをほとんどのフロントは長期契約を前提とした対象とは見なしていません。1年のレンタル、その後はトレードとして考えています」
フィッシャー記者の報道が確かであれば、デュラントはクリス・ポールのようなベテラン枠としてチームに迎え入れられることになるだろう。
デュラントのトレードについては、ヒューストン・ロケッツ、アトランタ・ホークス、ニューヨーク・ニックスなどについても獲得の可能性が報じられている。果たして、デュラントの次なる行き場は…。
文=Meiji
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