2025.08.08
8月6日に行われたFIBAアジアカップ2025のグループステージ初戦で、男子日本代表はシリア代表に99-68で快勝。スタメン起用された富永啓生(レバンガ北海道)は久しぶりの国際大会出場を終え、「楽しくできた部分もあった」と振り返った。
「ちょっと前半はヒヤヒヤする部分もあって、スリーポイントがなかなか決まらずにチームに迷惑をかけた部分があった」と自己評価を述べつつ、「ハーフタイムでしっかり話し合って、後半は自分たちのバスケットが展開できた」と手応えも口にした。
昨シーズンはGリーグのインディアナ・マッドアンツ(現ノーブルズヴィル・ブーム)に所属していた富永だが、満足できる出場機会を得られなかった。国際ゲームを戦い抜く体力や“ゲーム勘”という面でも心配された今大会。「プレーができる楽しさはもちろんありますし、自分のプレーを見せたいという気持ちもあった。チームとして勝つことが目標なので、そこに徹してやっていければ」と、個人とチーム双方への思いを語った。
自身の役割については「シューターとして、得点を取ることを求められている。それを決め切ってチームを助けたい」と話し、積極的にシュートを打つ姿勢を示した。
合流期間の短さについては「代表で一緒にプレーしてきた選手も多く、馴染むのは早かった」と説明。前半のシュートに関しても「自分のシュートだというイメージがあったし、タッチも悪くはなかった。ただ入らなかっただけ」と前向きに捉えた。
イラン戦への危機感については「前半の内容を見れば、危機感を持たないといけない。初戦は難しいが、その中で勝ち切れたことは良かった」と語り、「前半の戦いぶりではワールドカップでは勝てない」とも言及。後半に立て直せたことを収穫と捉えていた。
取材=小永吉陽子
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