2025.08.08

日本が難敵イランに敗戦、22得点の富永啓生が第4Q終盤に痛恨ファウルアウト…1勝1敗でグループ最終戦へ

22得点を記録した富永啓生 [写真]=fiba.basketball
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 8月8日にサウジアラビアのジッダで「FIBAアジアカップ2025」が行われ、日本代表(FIBAランキング21位)がイラン代表(同28位)とのグループ第2戦に臨んだ。

 日本はシリア代表(同71位)戦同様、テーブス海アルバルク東京)、富永啓生レバンガ北海道)、馬場雄大吉井裕鷹三遠ネオフェニックス)、ジョシュ・ホーキンソンサンロッカーズ渋谷)が先発に名を連ねた。

 ホーキンソンが3ポイントシュートでチーム初得点を挙げると、馬場が速攻から加点。その後、0-9のランを献上し、追いかける展開となった。第1クォーター開始3分39秒には吉井が2つ目のファウル。それでも、終盤に富永が3ポイントを含む連続得点を挙げ、13-16で最初の10分間を終えた。

 第2クォーターは3ポイントが入り出し、前半だけで5本を沈めた富永に加え、ホーキンソンとジェイコブス晶(フォーダム大学)も成功。一時7点のリードを奪ったものの、34-34と同点に追いつかれてハーフタイムに突入した。

積極的なプレーを見せた馬場雄大 [写真]=fiba.basketball

 第3クォーターはホーキンソンのフリースローなどで得点を重ねると、残り4分13秒に馬場の長距離砲で50-46。しかし、突き放すには至らず、58-58の同点で終了した。

 最後の10分間も接戦の展開。3点リードで迎えた試合終了残り3分43秒から連続得点を与えると、同2分19秒に5本の3ポイントを含む22得点を挙げていた富永がファウルアウトでコートを去った。

 同1分21秒に6点差に広げられる3ポイントを献上。さらに、同33秒にターンオーバーから失点を喫し、8点差に突き放された。70-78で試合終了。決勝トーナメント進出を決められず、10日にグアム代表(同88位)とのグループ最終戦に臨む。

■試合結果
日本 70-78 イラン
JPN|13|21|24|12|=70
IRI|16|18|24|20|=78

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