2025.08.07
8月6日、FIBAアジアカップ2025のグループステージ初戦が行われ、男子日本代表はシリア代表に99-68で勝利した。9点ビハインドで前半を折り返した日本は、後半に主導権を握り、大差で白星発進を飾った。
試合後、トム・ホーバスヘッドコーチは「(後半は)選手たちも落ち着いた。特別なアジャストメントというより、細かいことをちゃんとやってくれた」と振り返った。「吉井(裕鷹/三遠ネオフェニックス)が出だしからすごく良いエナジー、良いディフェンスをしていた」と言及し、「馬場(雄大)がフィジカルに戦って、相手が疲れたようになった」とも語った。馬場がマッチアップした相手エース、ケロン・デシールズには前半だけで17得点を許したものの、後半は明らかに動きが鈍り、日本が逆転する流れを作る要因となった。

ホーバスHCは吉井(左)と馬場のプレーを高く評価した [写真]=fiba.basketball
富永啓生(レバンガ北海道)をスタメン起用した意図については、「シュートですね」と明言。「今日はあまり入らなかったけど、打たないのは絶対に良くない。FIBAのバスケ経験は多くないが、彼はアジャストしている最中。タイミングが合えば全然打っていい。だから彼は出ている」と信頼を示した。
9点ビハインドで迎えたハーフタイムでは、「ちゃんと細かくやって、落ち着いて自分たちのバスケをやれば全然大丈夫。私は自信がある」と伝えたことを明かした。
次戦は8月8日のイラン代表戦。ホーバスHCは「イランは強い。大きい選手もたくさんいるが、自分たちのバスケをちゃんとやって、良いペースが作れたら自信がある。勝つのは大きなチャレンジだと思うけど、すごい自信があります」と意気込みを語った。
取材=小永吉陽子
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