2019.01.15

好調ロケッツに暗雲、ビッグマンのクリント・カペラが1か月以上の離脱へ

今季自己最高となる平均17.6得点12.6リバウンドを記録していたカペラ[写真]=Getty Images
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自己最高のシーズンを送っていたカペラが離脱、ロケッツはどう乗り切るのか?

 歴史的なパフォーマンスでリーグを席巻しているジェームズ・ハーデンを中心に、ヒューストン・ロケッツは1月14日(現地時間13日)終了時点でウエスタン・カンファレンス5位の24勝18敗へと順位を上げてきた。

 しかし、先発ポイントガードのクリス・ポール(左ハムストリング負傷)、シックスマンのエリック・ゴードン(右膝の打撲)に続き、新たに主力選手をケガで失うことになるだろうと『ESPN』が報じている。

 同メディアによると、ロケッツ不動の先発センター、クリント・カペラが右手親指のじん帯損傷のため、4週間から6週間の戦線離脱になるという。

 リーグの情報筋がティム・マクマホン記者へ伝えたところによると、ロケッツ側はカペラがオールスターブレイクまで欠場し、2月22日(同21日)のロサンゼルス・レイカーズ戦で復帰することを予想しているようだ。

 キャリア5シーズン目をプレーするカペラは、ここまで42試合すべてに先発出場し、平均34.2分17.6得点12.6リバウンド1.5アシスト1.8ブロックをマーク。ブロック以外の項目ではキャリアハイの数字を残していた。

 先週末、マイク・ダントーニHCはゴードンが今週、ポールは来週には復帰するだろうと予想していたやさきに、ビッグマンを失うこととなった。指揮官は「クリントの代わりはいないだろう。彼はここ数試合、オールスターレベルのプレーを見せていた。我々は彼が不在でも、できる限りのプレーをしていかなければならない」とコメントしている。

 カペラ不在の期間、ロケッツはベテランのネネを先発に起用する可能性が高い。だが、キャリア17シーズン目の36歳に過度なプレータイムを与えることはないだろう。そのため、センターのポジションに大きな穴が空くことが予想される。

 おそらく、ロケッツはネネを先発で起用しつつ、3年目のマーキーズ・クリス、ルーキーのアイザイア・ハーテンスタインにプレータイムを与えてしのいでいくだろう。また、スモールラインナップではPJ・タッカーがセンターとしてプレーする時間帯があるため、タッカーのプレータイムを増やしていく可能性もありそうだ。

ロケッツはカペラ不在時、センターのポジションではベテランのネネを中心に戦っていくこととなる[写真]=Getty Images

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