2019.06.10
1月8日(現地時間7日)、ヒューストン・ロケッツがホームのトヨタ・センターでウエスタン・カンファレンストップのデンバー・ナゲッツと対戦した。
NBA史上初となる10試合連続35得点5アシスト以上を記録中のジェームズ・ハーデン擁するロケッツは、この試合を迎える前の時点で26勝11敗と好調なナゲッツを相手に堂々たるパフォーマンスを披露。125-113でナゲッツを下し、1万8,055人で満員となったホームのファンの前でまた1つ新たな白星を飾った。
ナゲッツはハーデンをストップすべく、ほぼ毎回ダブルチームを仕掛けていった。そのかいあってか、この試合でハーデンが放ったフィールドゴールは18本と、ここ9試合では最も少ない本数に終わる。
それでも、ハーデンは持ち前のパスセンスでチームメートの得点機会を演出。ゲームハイの14アシストをマークし、自らもゲームハイの32得点に5リバウンド1スティール1ブロックを奪取し、ロケッツにここ14試合で12勝目をもたらした。
ハーデンの35得点5アシスト以上という連続記録は10でストップしたものの、1試合5本以上の3ポイント成功というNBA最長記録は10試合にまで伸ばしている。
ロケッツではハーデンのほか、クリント・カペラがキャリアハイの31得点に9リバウンド2スティール、PJ・タッカーは自己最多となる7本の3ポイントを決めるなどシーズンハイの21得点に4スティール2ブロック、ベンチからはジェラルド・グリーンが6本の3ポイント成功を含む21得点をマーク。
試合後、ハーデンは『AP』へ、カペラの働きぶりを絶賛。「彼はやるべきことを着実にこなしていた。きわめていいプレーだったし、とてもハードに自分のプレーを遂行していた」と語った。
🚀 @CapelaClint tallies a career-high 31 PTS in the @HoustonRockets win! #Rockets pic.twitter.com/X2vxoeHOiC
— NBA (@NBA) January 8, 2019
18投中13本のショットを決めたカペラはこの試合について「僕がリム付近でボールを手にしたら、(相手チームが)ちょっとやそっとのガードをするだけでは99パーセントか100パーセントの確率でダンクをたたき込むことになる。今夜はまさにそんな状況だったね。僕はリム付近でアグレッシブにフィニッシュしていたから、最高の仕事ができたんじゃないかな」と上機嫌に振り返っている。
「彼らのことをほめたたえるべきだね」と切り出したのはナゲッツのマイク・マローンHC。「ハーデンだけでなく、タッカーとグリーンが3ポイントを量産して多くの得点をもたらした。あそこまで決められてしまうと逆転するのは難しくなる。そしてハーデンは、おそらく今のNBAで最もガードすることが困難なプレーヤーだ」と口にした。
ロケッツはタッカーの7本を筆頭に、ハーデンとグリーンが6本を決めるなど、チーム全体で計22本の3ポイントをねじ込んだ。成功率46.8パーセントという数字が、いかに効果的かつ高確率だったかを示していると言えるだろう。
敗れたナゲッツでは、ニコラ・ヨキッチが24得点13リバウンド4アシスト2スティール、モンテ・モリスが21得点5アシスト2スティール、ギャリー・ハリスとマリーク・ビーズリーがそれぞれ14得点、ジャマール・マレーが13得点を挙げたものの、連勝は5でストップした。
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