2018.07.29

新進気鋭のビッグマン、クリント・カペラがロケッツと再契約に合意

スイス出身のビッグマン、カペラがロケッツ残留となった[写真]=Getty Images
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昨季カペラが3ブロック以上を挙げた試合でロケッツは21戦負けなし

 7月28日(現地時間27日)、ヒューストン・ロケッツは、制限付きフリーエージェント(FA)となっていたクリント・カペラと再契約したことを発表した。

 ロケッツは昨季、出場74試合すべてに先発センターとしてプレーした24歳のカペラと、5年9,000万ドルの高額契約を結び、引き留めに成功した。

 リーグベストの65勝を残したロケッツにおいて、カペラは不動の先発センターとして平均27.5分13.9得点10.8リバウンド1.9ブロックに加え、65.2パーセントという高いフィールドゴール成功率をマーク。

 また、カペラは74試合のうち42試合でダブルダブルを記録。ロケッツはカペラが15得点以上を挙げた試合で25勝2敗、20得点以上を残した試合では11戦無敗だった。さらに。2ブロック以上を獲得した試合では36勝5敗、3本以上では21戦負けなしと、ロケッツの主力として大きな貢献を見せていた。

 プレーオフに入ると、プレータイムが平均30.6分に上昇し、12.7得点11.6リバウンド2.1ブロックを奪い、カペラはロケッツのウエスタン・カンファレンス・ファイナル進出の立て役者の1人に。

 特にユタ・ジャズとのカンファレンス・セミファイナルでは、1勝1敗で迎えた第3戦から3試合連続で4ブロック以上と大暴れ。チームの3連勝を大きく後押しし、自身の存在価値を示した。

 カペラは今季もジェームズ・ハーデンクリス・ポールと共にロケッツの主軸として活躍することが期待されている。トレバー・アリーザ(現フェニックス・サンズ)とルーク・バー・ア・ムーテ(現ロサンゼルス・クリッパーズ)というディフェンス巧者が退団したため、ペイントエリアにおけるカペラのディフェンスは大きなカギとなりそうだ。

ディフェンス力低下がささやかれるロケッツにおいて、カペラのブロックは大きな強みとなる[写真]=Getty Images

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