2019.02.08

デッドラインに成立したトレードまとめ、17年ドラフト1位指名のフルツはマジックへ

シクサーズの構想から外れたフルツはマジックへ移籍となった[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 2月8日(現地時間7日)のトレードデッドラインで、複数のチームがトレードを成立させた。

 ここでは、この日に成立したトレードをまとめて紹介したい。それぞれの詳細は以下のとおり。
※チーム名は略称、順位と成績は日本時間2月7日終了時点、G=ガード、F=フォワード、C=センター

<ラプターズ⇔グリズリーズ>
■ラプターズ獲得
マルク・ガソル(C)

■グリズリーズ獲得
ヨナス・バランチュナス(C)
デロン・ライト(G)
CJ・マイルズ(F)
2024年ドラフト2巡目指名権

<ラプターズ⇔ネッツ>
■ラプターズ獲得
将来のドラフト2巡目指名権

■ネッツ獲得
グレッグ・モンロー(C)

<バックス⇔ペリカンズ>
■バックス獲得
ニコラ・ミロティッチ(F)

■ペリカンズ獲得
ジェイソン・スミス(C)
スタンリー・ジョンソン(F)
2019年ドラフト2巡目指名権(もともとはナゲッツ)
2020年ドラフト2巡目指名権(バックス)
2020年ドラフト2巡目指名権(もともとはウィザーズ)
2021年ドラフト2巡目指名権(もともとはウィザーズ)

<マジック⇔シクサーズ>
■マジック獲得
マーケル・フルツ(G)

■シクサーズ獲得
ジョナソン・シモンズ(G)
2019年ドラフト1巡目指名権(条件付き/もともとはサンダー)
2019年ドラフト2巡目指名権(もともとはキャバリアーズ)

シクサーズがフルツを放出、シモンズとエニス三世獲得でペリメーターを強化

 ファイナル進出を狙うシクサーズは、2017年のドラフト全体1位指名のフルツを放出。代わりに屈強な体格を誇るディフェンダー、シモンズとドラフト指名権を獲得。ロケッツとのトレードではエニス三世の獲得にも成功しており、ペリメーターのディフェンスを強化することに成功。一方のフルツはまだ20歳。新天地マジックでプレータイムを伸ばし、是非とも活躍してほしいところだ。

シクサーズは身体能力が高いシモンズ(写真)とエニス三世を獲得[写真]=Getty Images

<ロケッツ⇔シクサーズ>
■ロケッツ獲得
2021年ドラフト2巡目指名権

■シクサーズ獲得
ジェームズ・エニス三世(F)

<ロケッツ⇔ペイサーズ>
■ロケッツ獲得
将来のドラフト2巡目指名権

■ペイサーズ獲得
ニック・スタウスカス(G)
ウェイド・ボールドウィン四世(G)

4日間で3チーム目の移籍となった2選手は解雇が濃厚…

 ここ4日間でブレイザーズからキャバリアーズ、ロケッツ、そしてペイサーズへと渡り歩くこととなったスタウスカスとボールドウィン四世は、解雇されることが濃厚。ペイサーズはニックスからバイアウト(買い取り)となったウェスリー・マシューズエネス・カンターの獲得を狙っているという。“トレードはビジネス”とはいえ、NBAはタフな環境であることが改めて明らかとなった。

4日間で3度もトレードされてしまったスタウスカス[写真]=Getty Images

<グリズリーズ⇔クリッパーズ>
■グリズリーズ獲得
エイブリー・ブラッドリー(G)

■クリッパーズ獲得
ギャレット・テンプル(G)
ジャマイカル・グリーン(F)

<クリッパーズ⇔レイカーズ>
■クリッパーズ獲得
マイケル・ビーズリー(F)
イビツァ・ズバッツ(C)

■レイカーズ獲得
マイク・マスカーラ(F-C)

ロースターを1枠空けたレイカーズはカーメロ・アンソニー獲得か?

 レイカーズはビッグマン2人を放出し、“ストレッチ5”のマスカーラを獲得した。ロースター枠を1つ空けたことで、レイカーズは先日ブルズから解雇されたベテランスコアラー、カーメロ・アンソニー獲得へ動くだろうと地元メディア『The Los Angeles Times』のブラッド・ターナー記者が報じている。

カーメロ(左)は2003年のドラフト同期、レブロン(右)擁するレイカーズ入りなるか?[写真]=Getty Images

<キングス⇔ブレイザーズ>
■キングス獲得
ケイレブ・スワニガン(F)

■ブレイザーズ獲得
スカル・ラビシエ(F)

<グリズリーズ⇔ホークス>
■グリズリーズ獲得
タイラー・ドアシー(G)

■ホークス獲得
シェルビン・マック(G)

<セルティックス⇔ホークス>
■セルティックス獲得
金銭

■ホークス獲得
ジャバリ・バード(G)