2019.10.25
ウエスタン・カンファレンスのプレーオフ出場争いの渦中にいるロサンゼルス・レイカーズは、3月5日(現地時間4日)に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦に105-113で敗れて3連敗。
30勝34敗でウエスト10位のレイカーズは、プレーオフ出場圏内にいる8位のサンアントニオ・スパーズ(36勝29敗)と5.5ゲームも開いてしまった。
この試合でゲームハイの27得点に8リバウンド6アシストを残したレブロン・ジェームズは「最後までプレーし続けること、そして何が起きているか見ていくこと。これは俺が最近ずっと言ってきたこと。皆がポストシーズン(プレーオフ)について話しているが、俺たちはまず、すべての試合について注意しなければならないんだ。どのようにして俺たちが向上できるか、そしてチームとして向上できるかが重要なんだ」と『AP』へコメント。
現在、レイカーズはロンゾ・ボールが左足首の負傷で欠場を続けており、ブランドン・イングラムは右肩を痛めてクリッパーズ戦を欠場、カイル・クーズマはクリッパーズ戦で足首を痛めてしまった。レイカーズが設定したプレーオフ出場という今季のゴール達成は、厳しくなったと言わざるをえない。
そんな中、クリッパーズ戦でベテラン司令塔のラジョン・ロンドがトリプルダブル(24得点10リバウンド12アシスト)の奮闘を見せた。フィールドゴール18投中10本(うち3ポイントは10投中4本)成功と、シュートタッチも好調だった。
今季初のトリプルダブルを達成したロンドは、ジョン・ハブリチェック(元ボストン・セルティックス/31回)を抜いて通算32回に到達し、歴代単独11位に浮上。
さらに、ロンドはこれまでのキャリアで在籍してきたセルティックス、サクラメント・キングス、シカゴ・ブルズ、ニューオーリンズ・ペリカンズでもトリプルダブルをマーク。これにより、ロンドは5つの異なるチームでトリプルダブルを達成した史上2人目の選手に。
過去にこの記録を達成したのは、1980年代後半から2000年代前半にかけて活躍したポイントガード、マーク・ジャクソン(元インディアナ・ペイサーズほか)。通算1万334アシストで歴代4位に君臨するジャクソンは、キャリア通算9度のトリプルダブルをクリッパーズ、デンバー・ナゲッツ、ペイサーズ、トロント・ラプターズ、ニューヨーク・ニックスという5チームで記録してきた。
オールラウンドな能力を持つポイントガード、ロンドは百戦錬磨の大ベテラン。レブロンらと共に、レイカーズのプレーオフ進出へ向けて、今後も活躍を続けてくれることだろう。
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