2019.04.24
2012年を最後にプレーオフの舞台から遠ざかっているオーランド・マジックだが、今季は4月5日(現地時間4日)終了時点でイースタン・カンファレンス8位(39勝40敗)と好位置につけている。
残り3試合を残すマジックは、現在イースト7位のブルックリン・ネッツとは同率で、6位のデトロイト・ピストンズ(39勝39敗)とは0.5ゲーム差、9位のマイアミ・ヒートとも0.5ゲーム差で、大激戦の渦中にいる。
そんな中、マジックの大黒柱ニコラ・ブーチェビッチがチームのウェブサイトへ現在の心境について語っていたので紹介したい。
ブーチェビッチはプレーオフプッシュへとマインドセットすべく「ほかのチームの戦績に依存するのではなく、自分たちがコントロールできる位置にまで行くことができれば、最高じゃないかな」という考えに至ったという。そして3試合を残した現状についてこう語っている。
「あと3試合プレーすることになるけど、(イースト8位にいることができて)僕らはハッピーさ。でも次の試合に向けてフォーカスしないといけない。先を見すぎてはいけないんだ。まだ試合は残っているから。順位なんてすぐに変わってしまうんだ。本当に厳しいレースではあるけど、僕らは今いいスポットにいるし、狙っていた位置なんだと思う。ただ、次の試合が最も重要なんだとチームメート全員が理解する必要があるね」。
マジックは今後、6日(同5日)にホームでアトランタ・ホークス戦を控えており、8日(同7日)にはアウェーでボストン・セルティックス戦、11日(同10日)にレギュラーシーズン最終戦としてアウェーのシャーロット・ホーネッツ戦が組まれている。
ブーチェビッチは現在のチームの順位に手ごたえを感じつつも、今後に向けて冷静に振る舞っていた。
「望んでいたスポットにいることができて最高さ。僕らはまさにポストシーズンに向けてプレーしているし、何かを競い合うことができている。今季をとおして、僕らはプレーオフへと進むために戦ってきたし、このまま突き進むことができるようにしたい。そうなれば本当に特別なことになるだろうね。でも僕は冷静になって集中しようとトライしている。(レギュラーシーズンが終わって)チームメートたちと祝福できたら最高だね」。
マジックは5日(同4日)、アイザイア・ブリスコーを解雇し、2度目の10日間契約を終えたマイケル・カーター・ウィリアムズとシーズン終了までの契約を締結。残り3試合、マジックは何とか勝利を重ねてプレーオフ出場を達成することができるのか。大いに注目していきたい。
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