2019.10.30

ヒートがホークスに快勝してホーム2連勝、ジミー・バトラーのデビュー戦を勝利で飾る

バトラーはヒートデビュー戦で21得点をマーク[写真]=Getty Images
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バトラーはデビュー戦で21得点、ヘロはウェイド以来新人最多となる29得点

 10月30日(現地時間29日)に行われたマイアミ・ヒートとアトランタ・ホークスによる一戦で、今夏フィラデルフィア・セブンティシクサーズからトレードでヒートに加入したジミー・バトラーが今季初戦を迎えた。

 バトラーは開幕3試合を“個人的な理由”で欠場。娘(ライリーちゃん)が誕生したこともあり、家族と過ごしていたのである。

 そしてホームのアメリカン・エアラインズ・アリーナで迎えたヒートデビュー戦。バトラーは最初に放った4本のショットを全て決め切るなど、フィールドゴール11投中5本成功(うち3ポイントは2投中1本)、フリースロー15投中10本を成功させて21得点に5リバウンド2アシスト3スティール。

 ヒートは第2、3クォーターでホークスからリードを広げていき、最終スコア112-97でホーム2連勝、今季戦績を3勝1敗とした。バトラーは試合を終えて「多くのファンがいるこのホームで勝利できたんだから、スペシャルな気持ちさ」と勝利を喜んだ。

 勝利したヒートでは、ルーキーのタイラー・ヘロがチームトップの29得点に7リバウンド、ゴラン・ドラギッチが21得点3アシスト、バム・アデバヨが17得点10リバウンド2スティール3ブロック、ケンドリック・ナンが17得点をマーク。

 バトラー復帰によってベンチスタートとなったヘロは、フィールドゴール9投中7本(うち3ポイントは4投中3本)、16投中12本ものフリースローをリングへ突き刺してみせた。

ルーキーのヘロは、得点面における活躍が光る[写真]=Getty Images

 この日ヘロがたたき出した29得点は、2003-04シーズンのドウェイン・ウェイド(元ヒートほか)以来、ヒートのルーキーとしては最多得点となった。4試合を終えて平均16.3得点と、ヘロはここまで見事な活躍を見せている。

 一方のホークスでは、ジョン・コリンズがゲームハイの30得点に7リバウンド4アシスト、ジャバリ・パーカーが12得点を挙げたものの、2ケタ得点はこの2選手のみ。

 開幕第1週のプレーヤー・オブ・ザ・ウィークに選ばれたトレイ・ヤングは、第2クォーター残り9分56秒にジャスティス・ウィンズロウの上に着地して右足首をネンザ。MRI検査を受け、2週間の欠場になるだろうと『The Athletic』が報じている。

 チームのトップスコアラー不在はホークスにとって大きな痛手となるが、ヤングは自身のインスタグラムに「すぐに戻ってくる」とハッシュタグをつけて投稿。ホークスがヤング不在の期間でどこまで勝ち星を重ねることができるか、気になるところだ。

ホークスにとって朗報だったのは、ヤングが長期欠場にならなかったことだろう[写真]=Getty Images

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