2021.08.22
11月25日(現地時間24日)。デンバー・ナゲッツはホームのペプシ・センターでフェニックス・サンズを迎え撃ち、116-104で勝利して5連勝とした。
この試合、ナゲッツは前半を終えて52-57と5点ビハインドを背負っていたものの、徐々に巻き返していき、第3クォーター残り3分6秒にジェレミー・グラントのレイアップで逆転に成功。その後サンズの粘りに遭うも、第4クォーター途中から優位に進めていき、勝利を収めた。
貴重な追い上げを見せた第3クォーターで、最も輝いたのはウィル・バートンだった。「前半はエナジーが足りていなかったと感じていた」と試合後に明かしたバートンは、このクォーターだけで12得点を挙げる集中砲火で逆転の立て役者に。
ここ10試合で9勝目を挙げたナゲッツでは、ポール・ミルサップが23得点、バートンが4本の3ポイント成功を含む22得点に8リバウンド4アシスト、ジャマール・マレーが22得点7リバウンド、ニコラ・ヨキッチが8得点13リバウンド5アシスト2スティールをマーク。
ベンチからはメイソン・プラムリーが14得点7リバウンド、モンテ・モリスが10得点4アシストを挙げるなど勝利に貢献した。
この勝利でナゲッツは12勝3敗とし、ウェスタン・カンファレンス2位を堅持。首位のロサンゼルス・レイカーズ(14勝2敗)とは1.5ゲーム差に付けており、ここまで上々の成績を収めていると言っていい。
ここまで3点差以内で決着した試合で3勝1敗のナゲッツは、勝率5割以上のチーム相手にリーグトップの8勝1敗を記録しており、上位チーム相手でも抜群の強さを見せている。
24日(同23日)終了時点で、ナゲッツのベンチ得点はリーグ23位の平均32.6得点ながら、ディフェンダーや献身的に与えられた役割をこなすロールプレーヤーがそろっており、選手層の厚さも好調の要因の一つ。
「ずっと言っていることだけど、このチームにはリーグでもベストの1つのベンチ陣がいる」と、ミルサップも試合後の会場インタビューで自慢のリザーブ陣を称えていた。
オールスター選手はヨキッチのみながら、ナゲッツはリーグ屈指の選手層を誇っており、54勝を挙げた昨季以上の戦力で今後も勝ち続けていくに違いない。
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