2022.02.11
ここ数年、ウェスタン・カンファレンス上位の成績を残し、リーグ有数の強豪チームとなったデンバー・ナゲッツには、昨季MVPに輝いたニコラ・ヨキッチという万能型ビッグマンがおり、ジャマール・マレーやウィル・バートン、マイケル・ポーターJr.といった選手たちが脇を固めている。
そして2017-18シーズンから加入したパワーフォワード(PF)、ポール・ミルサップの貢献も見逃せない。アトランタ・ホークスでオールスターへと成長を遂げた男は、一昨季まで不動の先発PFとして攻防両面でチームのつなぎ役を務め、プレーオフチームへと変貌を遂げた陰の立て役者となっていた。
もっとも、ミルサップはナゲッツ在籍4シーズンで徐々にプレータイムをはじめとするスタッツ全般でダウン。昨季後半からはベンチスタートとなり、チーム内における役割は明らかに減っていった。
今夏制限なしフリーエージェント(FA)になったものの、ナゲッツはジャマイカル・グリーンと再契約を結ぶ、ジェフ・グリーンを新たに加えたことで、36歳のベテランとは事実上の決別に。
地元メディア『Denver Post』によると、今季でキャリア16シーズン目を迎えるミルサップは優勝候補と称される強豪チームでプレーすることを望んでおり、その候補にゴールデンステイト・ウォリアーズとブルックリン・ネッツが挙がっているという。
はたして、ミルサップは今季どのチームと契約を結ぶのか。今後の動向に注目していきたい。
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