2019.12.12
12月1日(現地時間11月30日)。リーグ最高級のオフェンシブプレーヤーがまた新たな超絶パフォーマンスを見せつけた。
この日、ヒューストン・ロケッツはホームのトヨタ・センターでアトランタ・ホークスと対決。第1クォーター序盤こそホークスにリードを奪われたものの、第1クォーター終了時点で17点差をつけると、第2、3クォーターだけで89-52と突き放し、第3クォーター終了時点で54点差をつける猛攻。最終スコア158-111でホークスを寄せ付けず。
2年連続で得点王を獲得しているジェームズ・ハーデンは、第3クォーターだけで29得点を挙げる大暴れを見せ、わずか30分41秒のプレータイムで圧巻の60得点。この日のハーデンはホークスのディフェンスを手玉に取り、高確率なショットを決め続けた。
フィールドゴール24投中16本(うち3ポイントは14投中8本)成功、フリースロー23投中20本を放り込む驚異的なプレーの数々で両チームの選手たちやコーチ陣を圧倒。さらに3リバウンド8アシスト3スティールをたたき出した。
これにはマイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)も「彼がこなしている全てが信じられないね」と語れば、オースティン・リバースも「こんなパフォーマンスは見たことがないよ。第4クォーターにプレーせずに60得点も取るんだから。今のNBAで同じことができる選手がいるなら教えてほしいくらいだ」と脱帽。
ハーデンはこの日、キャリア4度目の60得点ゲームとなり、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)と並んで歴代3位タイに浮上。『StatMuse』によると、ハーデンは1試合で20本以上のフリースローを沈めた試合が8つ目となり歴代最多で、60得点以上挙げた選手のうち、フィールドゴール試投数24本は史上最少。さらに、開幕から10本以上のフリースロー試投数を19試合連続で記録した史上初の選手になったという。
「ジェームズに対して、我々はやるべきことをトライした。彼に対して何人もガードしていたんだ。彼を拘束するかのように追いやったんだが、まるで我々のことを相手にしていなかったようだった」とホークスのロイド・ピアースHCもお手上げだった。
ハーデンは「俺たちは最初の3クォーターで本当にいいゲームができた。だからこそ、ほかの選手たちがプレーする時間を手にしたんだ。彼らはそれを勝ち取ったのさ」と余裕のコメント。
この日のロケッツは、ベン・マクレモアが24得点13リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが15得点8リバウンド8アシスト、PJ・タッカーが10得点7リバウンド3アシストを挙げたほか、ベンチスタートのクリス・クレモンズが16得点、リバースが14得点6リバウンド4アシストをマーク。
チーム全体で51投中25本の3ポイントを決め切り、成功率49.0パーセントという高精度。中でもハーデンは出場時間帯における得失点差で+50というとんでもない数字をたたき出した。
ハーデンはこの試合を終えて平均38.9得点に5.9リバウンド7.8アシスト1.7スティールと、まさにアンストッパブル。ハーデンとウェストブルックがリードするロケッツの爆発力は、リーグトップと言っても過言ではない。この日のロケッツは、リーグ全体へ強烈なメッセージを送ったと言っていいだろう。
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